第2話 目まぐるしい毎日
看護師として新たなスタートをきった私。
はじめの2週間は研修や先輩について仕事を覚えていく。
5月に入り、自分で患者さんを受け持つようになり、
考えて行動していかなければならない。
看護業務は一筋縄ではいかず、毎回患者さんの年齢や状態も違うため
同じケアだとしても、患者さんに合わせた看護が求められる。
その中で先輩、医師や薬剤師などの多職種、同期との人間関係の構築も必要。
毎日初めてやるケアに焦って上手くいかず怒られる日々。
それでもメモをしっかりとり、自宅で復習、学習し努力していた。
しかし、
「なんでできないの。あなたのせいでみんなに迷惑をかけている。」と。
月一回の面談では
「別に他に自分のあってるところ探してもいいと思います。」と
教育担当者に言われた。
自分は必要とされていない。いなくなってもいい存在なんだと思うようになった。
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