　減量の敵、それは「次」だ。

　分かりやすく説明しよう。

　たとえば、先日あった病院の講習会は17時半から19時半まで。

　妻には「夕食は食べておくから」と言っておいた。

　だから、昼過ぎにコンビニに寄った時にあらかじめ弁当を買っておく。

　講習会の直前に食べればいいだろう、と思ったからに他ならない。

　が、オレは我慢のできない人間だ。

　弁当を部屋に持ってかえるなり、すぐに食べてしまった。

　大して腹が減っていたわけでもないのに。

　明らかに食べすぎだ。

　という事は、オレのような人間は「次」を考えるべきではない、と言う結論になる。

　自分自身を良く知っていれば、講習会の直前にコンビニに行って弁当を買えば良い、という判断が出来たはず。

　だから「次」を考えてはならない。

　先ほどパン屋に行って朝食となるパンを買った。

　ついでに明日の朝の分も買っておこうと気を利かせてはならない。

　オレの場合、間違いなく全部食べてしまう。

　そうなったら減量どころではない。

　だからパン屋で買うのは今日の朝食に必要なもののみ。

　明日の朝は改めてパン屋に行こう。

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