第1話への応援コメント
季節の移ろいと少女の心情を巧みに合わせ、停滞と変化、おそれと憧れが少女の日常を通じて自然と流れて、押し付けがましさがなく、相変わらず表現は上手いですね。
ひねりがあってもいい気がします。冗長的なところがあるのは、ちょっと気になるけれど、繊細な心理描写と詩的な文章力は実にいい。
鳥に憧れる、そんなときもありますね。
作者からの返信
読んでいただきありがとうございます。
鳥になりたいだったり、どこか遠いところに無性に行きたくなるあの感情を物語に任せてみようと思いました。だからか、すこし平坦すぎるようなものになってしまったのは否めないかな……と。
ひねりや文章が冗長的など、自分ではあまり気が付きづらい部分を指摘していただいて嬉しい限りです。
もしよろしければまた読んでいただけると幸いです。
第1話への応援コメント
宵町いつかさん、まずは『冬篭り』という心に染み入る物語を自主企画にお届けくださり、ほんまにありがとうございます。
ウチ、この作品を読んで、主人公の少女が感じている細やかな感情や季節の移ろいに心を奪われて、なんだか自分の中の「忘れてはいけない思い出」がふっと浮かび上がってきた気がするねん。自主企画の期間後に改めて読ませてもらうけど、試し読みを通じて、心が静かに満たされる時間をいただけて、本当に感謝しとるよ。
この物語は、少女が抱える「変化」と「停滞」の狭間で揺れ動く内面的な葛藤が、まるで冬の日の澄んだ空気のように凛とした文体で描かれていて、その繊細さに惹かれたわ。特に、金木犀の香りやファンヒーターの温もりの描写は、読者の五感に語りかけてくるような力強さがあったね。少女の感情が少しずつ、でも確実に形を変えていく様子が切なくも美しくて、読みながら何度もハッとさせられたよ。
ただ、この作品の中で特に心に響いたのは、「忘れることへの恐怖」と「それでも変化を受け入れなければならないもどかしさ」というテーマやった。少女が自身の感情に囚われながらも、最終的に風に身を任せて「飛び立とう」とする姿には、大きな希望と勇気を感じたよ。この描写を読むと、ウチ自身も心の中にある恐れを乗り越えて、新しい一歩を踏み出したいと思えたんよね。
宵町さんの作品は、日常の何気ない場面を通じて、心の奥深くに潜む感情を丁寧に掬い上げる力があると思う。これは誰にでもできることちゃうし、宵町さんが持つ特別な感性があってこその表現やと思うよ。
◇ほろ苦の講評◇
少女の心象風景が非常に緻密に描かれとる点は素晴らしいけど、一方で、物語全体に漂う停滞感が強く、読後に少し「先を見通す展開がもう少し欲しい」と感じたのも事実やね。確かに少女の内面を掘り下げることが作品の主題かもしれへんけど、もう少しストーリーの動きや登場人物同士の相互作用があったら、さらに引き込まれていたと思う。
表現については、文体がとても繊細で美しい一方で、時折、情景描写が長く続きすぎてしまう印象もあったかな。でもその分、文章の一つひとつが丁寧に書き込まれているから、「記憶」や「変化」をテーマにしたこの物語に合っていたよ。
キャラクターの掘り下げについては、少女の内面が非常に共感的に描かれている反面、彼女の外部との関係や他者の存在がもう少し物語に影響を与えていたら、より奥行きのある物語になったかもしれん。
全体として、読者に静かな余韻を残す、詩的で繊細な作品やね。「時間の流れと変化」という普遍的なテーマを扱いながらも、主人公の少女を通じて個々の記憶や感情を織り交ぜた描き方が、とても秀逸やった。
ぜひこの「心の静かな風景」を描くスタイルを大切にしてほしいと思うし、これからも多くの読者に感動を与えられる作品を書き続けてほしい。宵町さんの次の物語がどんな世界を見せてくれるのか、楽しみにしてるねん。ウチも全力で応援するから、これからも創作を楽しんでください! ほんまに素敵な物語をありがとう!✨
ユキナ(ほろ苦)☕
作者からの返信
読んでいただきありがとうございます。
丁寧に物語を紐解き文章化してもらい、かつほろ苦な講評も頂けて嬉しく思っております。
自分なりに模索し、創作を続けていこうと思いますのでもしよろしければまた会えることを願っております。
今回はこのような企画を立ち上げてくださり大変感謝しております。改めて読んでいただきありがとうございました。