②俺はハーレムを、ビシっ!……道具屋にならせていただきます 一部二章 ~激闘!と激闘? ~ ガラポンいかさま道具!パちんこ玉赭ブロー編~
第36話 激闘?福引会場?(23) ルパン・サーセンでサーセンww
第36話 激闘?福引会場?(23) ルパン・サーセンでサーセンww
「で、当然、見返りはあるんだろうな」
それを聞いたアッポォワロの顔がパッと明るくなった。
「ああ! 当然だ! うちのチ〇コケーキ1年分というのはどうだろうか!」
実はこのケーキ屋のチ〇コケーキ、濃厚なクリームで超人気なのである。
特に年頃の女子たちなどは、そのクリームを丹念に口に含み、舌の上でチロチロと転がすのである。
はじめは若干チ〇コのえぐみが気になるのだが、そのうちそれが癖になってくる。
そうこうしているうちに、女子たちのあれほど白かった肌が上気して、徐々に赤みを増していく。そして、ついには身に着けていた白いブラウスにうっすらとした汗の跡を映しだし、ブラ紐の縦線をはっきりと浮かびがらせるのである。
ハァ♡ ハァ♡ ハァ♡ ハァ♡
いまや、チ〇コのクリームがべっとりとまとわりつくピンクの唇
そんなピンクの唇からこぼれる甘い吐息が、次第に早くなっていた。
イ♡ イ♡ イグゥゥゥウウ♡
ついにはその勢いで気をやってしまう女の子も出てきてしまうぐらいなのである。
それほどまでにチ〇コのクリームの誘惑が濃ゆいのであるwwww
あっ! そこ! くれぐれもエロい想像はしないように!
単にチ〇コ原料にブランデーなどを多く含んでいるだけだからね。
そのため、アルコールに弱いお子ちゃまなどは、すぐにコロリンでグースカピーなのだ!
えっ? なに? 未成年にアルコールを飲ませてもいいのかだって?
あのね! ココは異世界!融合国! なので未成年に酒を飲ませても守備兵にはつかまりません!
だけど、麻薬成分である禁止薬物ヒマモロフが、昔のコカ・コーラ―のようにしれっと含まれているという事実だけは守備兵たちには絶対に内緒なのであるwww
それを聞いたルパンは顔をしかめた。
――なんだと……チ〇コケーキ1年分? なめてんのか!
その様子見たアッポォワロはマズイと思ったのか、さらに条件を上乗せしてきた。
「ならば、チ〇コケーキ5年分では!」
「いや! 10年分でどうだ!」
「O.K牧場! 交渉成立だ!」
そう、ルパンの娘、ハナもまた、このケーキ屋のチ〇コケーキが大好きだったのである。
というか……ヒマモロフ中毒……
魔の養殖の国で食料用の半魔を強制的に身ごもらせられていた時のヒマモロフの後遺症がいまだに癒えないのである。
そんな娘がこのチ〇コケーキを食べている時だけは落ち着くのだ。
――10年分……それだけあれば、ハナの症状も治せるかもしれない……
そして、意気揚々とルパン・サーセンはこの仕事の依頼をこなすためにアイスダンスショーの控室に忍び込んだのだ。
そして、そこで……青いリボンを見てしまったのである。
そう、アッポォワロが恐れていたチ〇コキラーその人を。
狭い控室の中に充満する恐ろしいほどの鋭い殺気。
いくら場数を踏んだルパン・サーセンといえどもこれにはたじろいだ。
――こいつ……マジでヤベェ……
そんなルパンとの距離を徐々に詰めてくる冷たい殺意。
まるで蛇に睨まれたカエルのようにルパンは身動きが取れなかった。
ガシッ!
そしてついに! ルパンの股間がガッチリとチ〇コキラーによって掴まれてしまったのだ。
「ぎょぇぇぇえぇぇぇぇぇぇ!」
その質感を確かめるかのように揉みしだくチ〇コキラー
「このチ〇コ……記憶にはないわね……」
おびえるルパンは声を震わせる。
「そりゃそうでしょうよ……俺、「根アン♥出るタール神」のホストなんてやったことないですから……」
だが、その言葉を聞いたチ〇コキラーがギラリとした視線をルパンに向け睨みつけたのだ。
「あなた……どうして……その事を?」
そして、股間を握る手にグッと力を籠めるのだ。
「いてててて!!!! ちょっと!タンマ! タンマ! キンタンマ!」
「あら……何かしら……チ〇コクリームを絞り出すのは、別に「根アン♥出るタール神」のホストに限らなくてもいいのよ……」
「おれはルパン・サーセン! 泥棒だ!」
「……で」
「アンタと同じ裏の世界の住人だ。だから、アンタがここで何をしたのか、何をしようとしていたのかなんて興味は全くありませ~ん!」
「ふーん……だから……あなたは何も見てないというのね……」
「そうそう! だから、なーんにも見てませんってwww」
「いいわ……あなたを信じてあげる……」
先ほどまで力を込めていた手をパッと離したチ〇コキラーはニコリとほほ笑む。
もう、そこには、先ほどまでの強烈な殺意は存在しない。
だが、その眼は、なぜか妙に冷たいのだ……
「でも、私を裏切ったときには、あなたのチ〇コクリームもいただくわよ……もう、あなたのチ〇コの形はしっかりと記憶したから……」
「ハイハイ! 信じてくださいな! 絶対に誰にも言いやしませんて! というか、早く逃げたほうがいいぜ、アンタ。さっき外の会場でセレスティーノがこの控室に向かって走ってきているのが見えたからな」
「あら、そうなの……あなた、意外と優しいのね……」
「そりゃもちろん! 俺は女に対しては100%味方なの!」
ということで、控室を後にしていくチ〇コキラー。
それと入れ替わるかのように、タカトとビン子が飛び込んできたのであった。
「なんじゃこりゃぁぁぁぁぁ~!!!!!」
控室に入るなりタカトの絶叫。
それは無理もない、目の前にオレテガの死体が転がっていたのだから……
そして、ルパン・サーセンもまた……
「なんじゃこりゃぁぁぁぁぁ~!!!!!」
自分両手についた血痕を眼前に広げながら叫び声をあげていた。
この光景は、かつて見た光景……
だが、かつて見た光景は、タカトから見た光景であった。
そして、今、ルパン・サーセンからこの光景を見ると、また違ったように見えるのである。
というのも……
先ほどまでチ〇コキラーに握られていた股間……
そんな股間にズキズキとした痛みが走るのだ。
――なんじゃこれ……
もしかして、息子に何かあったのだろうか?
ということで、ごそごそと着ぐるみの隙間から中に手を入れて、息子の在宅を確認してみた……
お前……まだいるか?
うん、いるよ……でも……
確かに息子はまだ、ステイホームしている。
そう、ステイホームしているのだが……どうにもその様子がおかしいのだ……
息子……いや、息子の周りを、なにやらドロッとした雰囲気がまとわりついているのである……
――もしかして、これが少年特有の思春期というものなのだろうか……
この時期の子供というものは難しい。だからこそ、そっとしておくのも親心なのである。それは断じてそれは無関心ではない。いうなれば親の愛なのだ……
そんな日々の小さな積み重ねが父と息子の絆を強くする。
こうして成長した親子の絆というものは、そうそう簡単に断ち切れるものではないはずなのだ。
そんな、父親にも似た気持ちでルパン・サーセンは突っ込んだ手を、そっと引き出した。
だが……
だが……そこには……
血まみれの手のひらが!
「なんじゃこりゃぁぁぁぁぁ~!!!!!」
頭が混乱するルパン・サーセン。
息子に一体、何が起こったのだ⁉
いや、息子は大丈夫なのだろうか?
確かに先ほどドアをノックしたら息子はステイホームしていた……
だが、その顔をしっかりと確認したわけではない。
そう、息子はパンツという名の部屋の中にこもっていたのである。
やはり……ここはしっかりと息子と顔を突き合わせて話し合わなければいけないのだろうか?
だが、すでにこの控室には、第三者の少年と少女がやって来ているではないか。
親として……父親として……彼らの前で息子の醜態をさらすわけにはいかない……
というか、今朝起きた時、息子は元気にベッドの上で一人立ちして硬派にキメていたのだ。
いい加減に座れと言っても、その反り返った態度は聞きやしない。
まぁ、時間がたてばそのうち落ち着くだろうということで放っておいた。
やはり……それがまずかったのか?
あの時……一緒になって興奮を落ち着かせないとダメだったのだろうか?
息子よ……落ち着け……落ち着くんだ……
必死に息子の背をさする父親の大きな手のひら……
そのうち、落ち着きを取り戻した息子の口から嗚咽が漏れるのだ……
うっ……
しかし、今、そんなことを言っても仕方がない。
現に息子が血を吐いているのである!
一体!いつ!どうして?
分からない……
いや……もしかして……あの時か!
あの時、チ〇コキラーが息子をつかんだ時なのか⁉
あの瞬間ルパン・サーセンと息子のきずなが断ち切られようとしていたのだろうか?
だが、息子は残ってくれた……
この父のもとに残ってくれたのだ……
ありがとう! 息子!
ありがとう!
よくぞ父を見捨てないでくれた!
今更ながら、そんな息子が誇らしく思えてくる。
――というか、あのチ〇コキラー、マジで俺のチ〇コもえぐり取ろうとしていたのかよ……
しかし、当然に……
――いてぇぇ! マジでいてぇよ!
先ほどまでの緊張が解けてくると痛みがどっと押し寄せてきたのである。
しかし、次の瞬間! 窓から
「逮捕だぁぁぁぁあぁ! ルパン!」
とセレスティーノ旦那も飛び込んできた。
――もう……次から次へと……マジで勘弁して……まだ、お宝ゲットしてないのによ……というか、マジで息子は大丈夫なのかよ! もし息子に何かあったらフジコとお楽しみができないだろうが!
だが!
お登勢が飛び込んできた今!ルパン・サーセンの大願が成就する!
まだ、ガイヤが放ったキメれんフラッシュの余韻が残る中、ルパンの勝利の雄たけびが控室のドアを瞬く間に駆け抜けていったのだ。
「それじゃぁ~♪ お宝いただいていくぜぇ~♪」
というか、さっさと人気のないところに行って息子の無事を確認しないといけないのだ。
――きっと息子は大丈夫!
そう自分に言い聞かせるルパン・サーセンは脱兎の勢いで飛び出していったのだ。
しかし、その声を聞くセレスティーノは彼を捕まえようと必死に手を伸ばす。
「待て! ルパン! どこに行く!」
だが、目をつぶった状態では、当然にルパンの姿は見えやしない。
伸ばす手が空を切り鳥の羽のようにバタバタと無様に上下するだけであった。
というか、そろそろ目を開けろよwwww
「くそ! ルパン! 逮捕だ! 逮捕だ!」
そんなセレスティーノの負け惜しみのような遠吠えが、控室の中で残響のように残っていた。
そして、このお話の主人公たるタカトとビン子はポカ~ん……
事の展開に全くついていけずに、いまだに呆然と突っ立ておりましたとさ……
チャンちゃん!
これにて控室編、無事終了~www
えっ? まだ解決してない?
ルパンが盗んでいったものが明らかになってないだろうって?
そうだね……
だから……
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