プロローグ
第7話
「お兄ちゃん!何で助けてくれたんです?」
「人が人を助けるのに理由なんてないだろ?」
「で、でも・・・」
「子供が大人の心配なんてすんなよ」
「せ、背中から・・・ち、血がいっぱい出てるよ!」
「こんなモン平気平気、それより嬢ちゃん達は怪我とかしてねーか?」
二人は無言で頷いた。
「そうかーーーーーーーーなら良かった」
その時に見た、お兄さんの笑顔は死ぬと言うことを肌で感じた恐怖などで脅えきった二人の気持ちを和らげて楽にしてくれた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます