第6話

ガラッーーーーーーーー!!


授業中にも関わらず先生が教室に入ってきた。


「稿辺、稿辺はいるか!!」


僕を見つけると、スグに僕を教室から連れ出した。






「先生、一体どうしたんですか?」


僕は先生に尋ねた。


「稿辺、落ち着いて聞くんだぞ」


「はい」


落ち着くように諭す先生の方が慌てている。


「先生!?」











「お母さんの容態が急変したらしいーーーーーーーースグに病院に行きなさい」






ドックンーーーーーーーー…














「えっ!?」


僕は言葉を失った。

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