65 そっすか




5分くらい歩いて学食




_________そんなにがっつり食べる気分じゃない



購買、何があるのかな




__________あ、サンドイッチ。



これにしよ。



できるだけ明るい声で



「すいませーんっ」

「はぁい。サンドイッチね。200円よ。」


安い…


「はい」

「はい。200円ちょうど。毎度あり」

「ありがとうございますっ」




「浅野、なんにしたん?」


「サンドイッチ」

「へぇ。可愛いじゃん。」



並んで席を探す



「あっ。」

「どしたの川島」

「席見つけたけど月島くんたちおるよ」



「大丈夫。すわろ」





__________





「お隣失礼っ。」

「おおっ。いいぜ。」



「西何食べてんの?」

「おへ?ラーメン2玉!!」

「いや食べ過ぎ。」



月島を横に、前に川島で座る



「お隣失礼」

「どーぞ。」



ちょっと疲れたように笑う月島。



「お昼ご飯食べた?」

「食べたよ。」



また目、伏せた。


また、嘘つかれた



「月島、あげる」

「いいよ別に。空いてないし。」


「チョコに最後まで心配かけないであげて」

「__________ごめん。」



また目を伏せてちょっと暗い顔をする。



「はい」

「ありがと。いただきます。」

「めしあがれ。いただきます」



卵のサンドイッチ




一口目



甘くてシンプルで美味しい



「ちょっと気になってたんだけど」

「ん?」


「あんたら、隠す気あるん?」

「おれも思ってた。川島さんと意見合うなんて今日死ぬかもおれ。」


「西一回黙ろう。で、あるん?」



え?




「「ある」よ」


「部活的にも、浅野さんが、隠すって言ったから。隠す気は、ある。」



「いや無いでしょ。あったら卵サンドあげたり貰ったりせんのよ」



失礼。


だって月島、つらそうじゃん



「友達ならしなくても、幼馴染ならするんじゃない?」


「はあ?するわけないやろあほ」



無言になって黙々と食べる



「はい、月島。もう一個食べてね」

「いや、__________」


「200円だから大丈夫。チョコに会うんでしょ」



「__________6時に帰ってくるよ。」

「笑っておかえりって言ってあげよう。私も、言っていい?」


おかえり、って言いたい


だから、行きたい





「うん。来て。チョコも絶対喜ぶから。」




「んっんー!!!」


川島、おっきな咳払い?


「お2人さん私らの存在忘れてない?めっっちゃ付き合ってます宣言してますけど?」


「忘れてないよ、だって行かないと。幼馴染の家族に、おかえり、って言わないと」



「そっすか__________」









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