8 アカウント制作





校舎裏の木陰で川島とお弁当食べるのがいつもの流れ。





「浅野さん、月島くんとどういう関係なの?」



卵焼き美味しい__________。



ごくん。





「_____________幼馴染___________?」



むぅ。なんで邪魔してくるの。



「なんでわざわざ幼馴染と同じ部活に入るの?」


「えぇ。野球が好きだから?じゃない?」



川島ぴこぴこスマホいじってる。


次はウインナー。


ぽりぽり?むぐむぐ。





「美術部でもよかったんじゃないの?」



ごくん。




おっ!私のことちゃんと知ってくれてる!


「え、ほんとに迷ったよっ!でも、ほら、兼部してたって言ったじゃんっ?それで、あのー」



あれっ、逃げちゃった。


ちゃんと話させて欲しかったなぁ。



「__________あんたいつ気づくん__________」

「へ?なにが?」


川島の目線を辿る。



「!!月島だっ!1人なら一緒食べる?」


おいしょっ、っと川島の方に詰める。




トマトにアスパラ。好き。いつもお弁当に入ってる。



お米はあんまり好きじゃない。ねちょねちょしてるから。




ぐああ。




「あんたたちカップル垢始めたら映えそうだよね」


カップル垢、イソスタとかだよね。


「うーん、交際って、こう_____アピールすることじゃない、よね...だからかな」


「っていうのは建前なの知ってるから早く。」


別に建前じゃないんだけどなぁ


「恥ずかしい!!」


1番の理由。



「えー、カップル垢したら牽制になっていいと思うんだけど。」

「けんせー?なにそれ」


けんせーってなにー


「うーん。月島くんは、浅野のだから取らないで!みたいな?」


なるほど、なんとなくわかった。



別にしなくていいもんなぁ。



「でも最近陵灯、野球部員減ってるらしいから部のやつはいいかもね。」



なるほど。頭いいねやっぱり。



それなら、運営やりたいな。


部長に言ってみるか!











§











「って、ことなんですけど、どーですか?」

「いいかもね、それ。先生どう思います?」

「俺はどうとでも_____冬弥が決めろ。」


先生、あれだよね。自主性?


「運営のスマホとかはどうするの?」


うーん。


「私の?とか?ですかね?」


多分ね



「写真はどうするの?」

「写真部の力とスマホの力があります!」



__________冬弥先輩、震えてる。


うーん。



「今もう作ります?」


「うん、そうしようか」



えーっと、アカウント名、


「これは ryoto_baseball でいいんじゃ無い?」

「たしかにっ!」


えーっと、名前


「陵灯学院野球部、じゃだめ?」


くすくすと笑いながら冬弥先輩が話す。


楽しそうだね先輩。



「投稿内容はどうします?」

「相手に作戦が立てられない程度にしよう。」


「あ、それは当たり前ですよっ!それ以外!」

「練習日に写真3枚くらい文字付きで投稿して、土曜の練習は動画撮ってそれ載せたら?」


たしかに。それなら負担大きすぎない。


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