23 ナカミちゃん



おはこんばんにちは。

100話目です。


これからもよろしくお願いします。


100話記念でただのノロケ回です。

いつもですけど


_______________


朝ご飯だよ〜〜!!


ご飯は会場で個人個人のやつ。正座のやつ。


朝ご飯食べて、着替えて、集合になってる。



「___あ」


石田だ。ジャージ腰に巻いてる。

まあ暖房効いてるもんねこのお宿。


「___。」

「元気そうだね。福島先生に謝れって言われたけど謝らないでいいよね。石田だし」

「おまえなぁ?そろそろ殺すぞ?」


うおっ。


「ど、どうどう」


両手首を抑えて人気のない方の壁に押さえに行こうとしないでください。

あれだ、えっと、陽菜が言ってたよ。


なんか、

「されそうになったら叫ぶか蹴る!!」って。言ってた。すんごく良くないことらしい。


何だっけ、名前。えっと___


「れんこん___?ちがうな、えっと、あれ__?何だっけ__?」

「お前な?!ふざけんのも大概にせえよ?!」


石田ってどこなまりなのかな?

なんかいつもの石田っぽくない。


「れんこんしちゃだめだよ?!石田くん?!」



「まっ_て_力っ_入れな_いで。」


ほっ!

___嘘でしょ、取れないんだけど。


他の一般的な女の子たちよりは力あるはずなのにな___


くっっ____。

ほっ___!!


左足で軽く止められた___。


「その手には乗らねぇよ。何回浅野の蹴りにやられたと思ってるんだよ。」

「2回くらい___?」

「残念だな。8回だ。」


そんなに蹴ってないよ。

というか石田がそれ全部悪いよね?!

なんかいきなり近づいてくるし?!


待って待って。

足の間に左足入れて蹴れないようにしないで。


右足上げないで。



「ちょ、まっ___」

「言うことは?」


うぅ。


「ごめ、なさい___」

「ッチッ。」


「あいたぁっ。」



デコピンしないでよ。


「怪力___」

「あ”?」


「ちょ、ちょ、ど、どうどう」


ズカズカこないで。

怖いよ。



「___陸___?」



月島!

助かった___!


てくてく近づいてきてくれる。

やっぱり月島って優しいよね。


ジャージ腰に巻いてる。流行ってるのかな?


「月___むぐっ」


「お前喋ったらどうなるかわかってるよな?」



なんか頷くしか選択肢なくない?!


コクコクと首を振ると手を離してくれた。


ふぅ。


手首引っ張られて連れて行かれた。


すごい勢いで月島の方に捨てられた__


追い打ちかけるみたいに肩押された


「ひゃっ___!」

「浅野さん?!」


「「うっ___」」


?!


「ごめんねっ!?大丈夫?!月島?」


腰に巻いてたジャージがなくなってる。



「大丈夫。浅野さん大丈夫?」

「うん。月島がかばってくれたから___」


「おまえらな?」


「あ、末次「涼___」どうしたの?」


「右手をごらんください。」

「えっ?」


なに___?


「「あ”っ_____」」


「いちゃつくなら二人の時にしてください。」


「いちゃついてないもんっ!!」


ねえ


ほんとにさ___


野球部の面々がさ、片手眉間に当てて首を横に振るの良くないと想うんだよね。


「涼、諦めろ。いつもこれだろ。」

「そ、んなことっ!!ない_も__ん___」


あつい____



ジャージ頭にかけてきた___。


耳ジャージの中から塞がれた___。


月島、耳塞ぐの好きだね。






月島side_________________



あの野郎_____


確信犯のクソ野郎。



なに突き飛ばしてんだよ。


陸が突き飛ばした勢いをカバーできずにそのまま後ろに倒れた。



なんであいつがモテてんのか意味わかんねぇよ。


あのクズ。


ごめんね、だって。

浅野さんなにも悪くないのに。


とりあえず座らせる。


「右手をごらんください。」


は?


「「あ”_____」」



____平常心。平常心。


ふぅぅ_____。



浅野さんどんどん顔赤くなってる。


期待していいの?


こんな顔みんなに見せたらだめだよ。



____




取れたジャージを浅野さんに被せて、被せたジャージの下から耳をふさぐ。


これで聞こえないかな___?


浅野さんの前では「」でいたいから



「___みせもんじゃねぇぞ」


ほとんどの生徒は一回声かけるだけでそそくさと席に戻る。



「いや、見せてんのお前らな?」

「黙れ涼。もとはといえば陸のせい。」


「もうすぐ教師陣来るけど大丈夫そ?」

「__眼鏡買い替えてやろっか?」


押さえてた手を離してジャージを取る。

顔はまだ赤いけど。


仕方がない。


「えっと__ありがと__?」

「ん__。立てる?」


手を出すと捕まって立った。


「ありがと___」


「いや、ごめん__。浅野さんのこと考えずに__その__」


「んーん。謝らないで。助かったから。またね」


ふわりと笑って手を振る浅野さん。

まだ顔赤いね。さっきより赤い気がする。




心愛side________________




あんなほんのり顔赤くされてあんな事されたら__

勘違いしちゃうじゃん。




「心ー愛」


「ひゃっ____!」


脇腹指でツンってするの良くない。



「顔真っ赤ぁ」


あひゃひゃと笑う陽菜。


「陽菜ひどい__いじらないでよ__」


「あんなの見せられたら、ねぇ?」


中野さんたちもコクコク頷くの良くない。



§



「浅野さんって月島くんと何ヶ月?」


「なにが〜?」


「付き合って」


中野さんストレートだね。

付き合ってないよ。


「付き合ってないよ__関係値でいったらちょうど2年くらいかな」



ペットボトルの蓋開けながら話をする。



「「「あれで付き合ってないの?!」」」


?あれで?あんなものじゃないの?


「あれでってどれよ〜」

「あんなにお互い顔赤くしてたのに___」


「ナカミちゃんそれ以上は禁句ー!」

「え、うそっ、ごめんね、忘れて?」


「え___う、ん___」



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