戯作三昧(3)
で、どうです?皆さん。実に斯くの如しなのですよ、我々小説家にあっては。何の甲斐あって我々小説家は表でしたいこともせずに家中に閉じ籠り、机に噛り付いてはシコシコと文章を綴るのでしょうか。それは、このような天啓があるからです。魂と同通するような瞬間があるのです。そしてその折、その模様を我々は世間に伝えたい、世間と共有したいと…そう期して、今日もシコシコと執筆に勤しんでいる次第です…。
えー、ところでさても(変な云い回しかな🤔)、このような事どもを同業者たる芥川はよくぞ描いてくれました。まこと、胸の空く思いが致します。快哉たり!ここでもう三首、和歌を挙げたく存じます。
空晴れて人皆遊ぶ園巷(そのちまた)ともしかりとも戯作三昧
然るべき果報あらねば書くべしや戯作の輩(うから)と下げ置くべからず
文輩と笑わば笑え軽んじろ先王の道行くべき者ぞ
さてもしかし、これらのことはいったいどうなんでしょうねえ…この馬琴への類似感や親近感は。私だけに特異なことなのか、それとも小説をものにする同業者らすべてに於ても云えることなのか…聞いてみたくもありますよ。😀
(下に肝心要の芥川龍之介「戯作三昧」の語りとあらすじを置いておきました。それぞれコピペの上ご堪能ください。↓)
※ユーチューブ『戯作三昧』語り:西村俊彦 ※ナイス朗読で聞き惚れてしまう。👍↓
https://youtu.be/5EcQiICGFtI?si=mCwmPMZuKMbXXPzm (コピペして聴いて)
※青空文庫『戯作三昧』↓
https://www.aozora.gr.jp/cards/000879/files/38_14487.html (コピペして読んで)
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