12/20 ストップモーションアニメ映画はいいぞ
さて、「おやすみ映画館」の連載に即しまして、個人的な映画の思い出などをお話してきました。そこでちょいちょい、「ストップモーションアニメ映画を映画館で見た」とか「ネトフリの『地面師たち』よりも『ポケモンコンシュルジュ』や『ウォレスとグルミット』が見たい」など、言ってきたと思います。
何を隠そう、わたくし、ストップモーションアニメが大好きです。
ストップモーションアニメとは! 映像ではなく、写真を一枚一枚とってからつなげることで、動きを作り出す映像のことである! 『ニャッキ!』のような粘土のキャラを使ったものや、『PUIPUIモルカー』のような羊毛フェルト人形を使ったものが有名だが、変わり種では、『オオカミの家』のように等身大の人形を使った作品もある!
初めて見たストップモーションアニメは覚えていないのですが、テレビっ子だった私は、教育テレビで色んなストップモーションアニメを見てきました。丁度、アニメ界はCGが連盟期で、ピクサーの『トイ・ストーリー』が公開されるなど、潮目の位置にありましたが、それでも関係なく、ストップモーションアニメを見ていました。
しかし、「テレビでやっていたニャッキやモルカーは分かるけど、ストップモーションアニメで映画って、あんまりないんじゃないの?」と思われる方も、いるとは思います。ただ、ちゃんと傑作はありますよ、と言いたいですね。
まず、『ウォレスとグルミット』シリーズ。新作はネトフリですが、これまで、いくつもの作品が映画として公開されました。『ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!』は、アカデミー賞長編アニメ部門を受賞しています。
『ウォレスとグルミット』と同じスタジオのアードマン・アニメーション発ですと、『ひつじのショーン』も、シリーズ二作がアニメ化し、オリジナルクレイアニメの『アーリーマン ~ダグと仲間のキックオフ~』もあります。
それから、和風世界を舞台にした『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』、ウェス・アンダーソン監督作の『ファンタスティックMr.FOX』や『犬ヶ島』もあります。比較的近年ですと、『マルセル 靴をはいた小さな貝』のアニメと実写の融合が興味深かったですね。
映画館の巨大なスクリーンでストップモーションアニメを見ますとね、ものすごいんですよ。キャラクターが動いているんだけど、どこか不連続性があって、その浮遊感がいいんです。細かいところ、年度についた作り手の癖とかも見れますしね。それでいて、全く滑らかに動く瞬間もあって、『犬ヶ島』の寿司を握るシーンなんて、ストップモーションだということを一瞬忘れてしまいながら見入っていました。
ただ、上記で例に挙げた映画は、全部外国の作品なんですよ。日本でも、すごいストップモーション映画が出来てほしいと思っていました。だから、モルカーには期待していたんですけどね……CGか……。
えー、好きなものについて語っていたのに、ちょっと愚痴っぽくなってしまいましたが、気を取り直して、今日の宣伝を。
・「おやすみ映画館」
→https://kakuyomu.jp/works/16818093090449230758
不眠症に悩む「私」は、SNS上で紹介された、寝落ちするためのミニシアター「おやすみ映画館」に行ってみることに。そこで、久しぶりに熟睡できた彼女は、起こしてくれた係員の女性から、奇妙なお願いをされて……。
「#5 過去に迫った金曜日」をアップしましたね。もう金曜日ですか。一応、書きたいことを書いて、勧められてはいます。文字数は相変わらずピンチですが……。
明日で何とか調整できるかなーという感じですかねぇ。では、また。
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