第13話 父さん オフコラボをすることになったんだ -08
今回の後日談。
というかオチ。
あの後、響――有栖ばにらは、父さんとのオフコラボについての感想を配信で話した。
その際にコメントとしてこんなものがあった。
『耶摩さんの家ってことはタカシと会ったんだよね……』
「いたよ。……あー、なーるほど。杞憂民だな、これ。みんな耶摩さんは奥さんがいるけど、その息子のタカシがあたしに手を出さないかって心配だったばにねー」
彼女は、あっはっはと一蹴して、こう言った。
「みんな勘違いしていると思うけどタカシって年齢どれくらいだと思っているのさ」
コメント欄が高校生とか大学生とかそこらへんで埋め尽くされる。ほぼほぼ正解だ。
ただ70歳って打ったやつは許せねえ。
なんで父さんより年上なんだよ。
「タカシ……いや、タカシ君って呼んだ方がいいばにね」
画面上の有栖ばにらは、にやにやとした表情のまま、彼女は言った。
「いやー、あたしがショタ好きだったら危なかったばにねー」
あいつ……!
勝手にショタにするんじゃねえよ。
僕は速攻で抗議のメッセージを彼女のスマホに送る。
「あ、マネちゃんから。その辺にしておきな、だってさ。はーい」
くそ……そんなこと送ってねえよ。
もちろん、僕が彼女のマネージャーであることは秘密だ。
この言えなさがもどかしかった。
そしてこの後。
『耶摩シダレの関係者のタカシとは?
息子? 前世や中の人は顔バレしてる? 年齢は?
行事から年は七五三? 成人式? アメリカ留学?
(最新)小学生でついに確定か? ショタカシの可能性高し』
僕に関しての記事の項目が増えた。
ショタカシってなんだよ。
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