第29話標的にされた裏金議員
「パーティー券は幾らかと言われても社長・・・。
私は嘘尾は申しません普段は一枚2万円がセオリーですが、衆院解散総選挙前などは選挙活動に必要な公認資金としてパーティー会費のインセンティブとして裏から放り込みます。
その時はパー券が一枚20万円に跳ね上がり、議員達は申し合わせて居ましたね。
何せ公認ですから議席を取る為には、手段を択ばない状態でした。」
「元締めですか・・・。」
雪山泰三が答えをし絞り出すのに逡巡している間、八束は雪山の顔面を穴が空くほどマジマジと見詰めていた。
イヤ睨んでいると言った方がしっくり来ている。
「土圧大臣をどうなさるつもりですか社長?」
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