第2話 B2ビザ取得

 まずは「面接予約の手紙」なるものを取得するため、プッシュダイヤルで操作。しかし我が家のFAXは反応もなく、後日Q2料金だけが請求されてしまった。


 その後、確実な方法である直接投函箱申請に変更。下見をかねて赤坂の大使館まで申請書を取りに向かった。


 封筒の中の申請書を確認する、当然ながら難しそう。記入事項はサラサラ進むが問題はそのあとだ。渡航理由、支払能力、日本帰国の意思を証明せよ、という。


 「個人の自主性に任せるが、我々の納得できる内容に限る」ということで、提出書類のフォーマットもなく書式も自由。じつにアメリカらしい。


 【用意したもの】

・旅行日程表(英語)

・旅行目的(日本語/英語)

・住民票写し(日本語/英語)

・在職証明書(英語)

・同行者の同意書(英語)

・預金残高証明書(日本語/英語)


 申請料は$45、日本円に換算して振込する。為替レートは事前に電話で確認、5,310円也。


 上記書類と振込用紙控え、切手を貼った返信用封筒、パスポートとビザ用写真1枚を同封。


 これで申請準備完了。再び大使館に赴き、やや頼りない投函箱へ。

2週間後、無事にビザ付きのパスポートが届いた。


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