第17話予期せぬ反撃

「よう、七瀬」

「ん」

「大原くんたちこんにちは」

凪沙優しいな、こいつら凪沙のこと奪おうとしてるのに、俺は気が気じゃないよのに...もしかして気付いてない?もしくはこの関係を終わらしたくてわざとなのか?...前者であってほしいな

「悪いね、二人の時間お邪魔して」

「いいんですよ。お友達との時間だって大切なので」

「はは、ありがたいね」

「それじゃ七瀬、ゲームでもしようか」

「いいぞ。なんのゲームする?」

「そうだな...スマッシュ兄弟とかどうだ?」

「スマッシュ兄弟な。準備するから待ってて」

「あ、お茶出しますね。どこにありますか?」

知ってるはずだけど...あぁそっか、知ってたらなんか変だもんな

「キッチンの一番左の棚の右端だよ」

「はい!ちょっとまっててくださいね」

じゃ、ゲームしてるか

「七瀬強いな!」

「そっちこそ!」

大原スマ兄(スマッシュ兄弟の略)うまいな

「はい。お茶できましたよ」

「ん。ありがと」

「ありがと...オラァ!」

あっ大原のやろう不意打ちしてきた!

「お前、それはだめだろ!」

「勝ちゃ良いんだよ」

うぐ...急に原が痛くなってきた

「わ、悪い...ちょっとトイレ」

「おう。いってら」

........................................................................................................................................【大原健太】

ハッ、ザマァ。俺があいつの茶に下剤仕掛けてやったよwww

これで邪魔者はいなくなった!さぁ、あとは凪沙を落とすだけだ!

「大丈夫かな?七瀬」

「大丈夫だといいですね」

「ねぇ、凪沙は七瀬のどこが好きなの?」

「ふぇ!?え、ええっとやっぱり...私のところをよく見てるところですかね...えへへ」

「あ、でも一番好きなのは...ちょっと恥ずかしいですけど...私を照れさせたりいたずらして喜んでる顔が好きです。でもいたずらはしてほしくないですけど...ふぇへへぇ〜」

な、なんだって!?ここまでぞっこんなら崩すのも難しくなってくるぞ、いつの間にこんなにしたんだ?

クソ!クソォォォ!

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