風が吹く

ぴいぃ、と風の強い季節になってきましたね。

風をあらわすオノマトペはいくつかありますが


風の冷たさを表すことに関しては

この「ぴいぃ」にかなうものはないような気がしますね。

改めて、日本語って面白いなあと思います。




さて、「風が吹く」と申しますとこれまた比喩的な話で

「機が訪れる」「背中を押される」というような意味をもちますが

僕にはひとつ、思い出話がございまして



その昔、中学生だった頃

当時お付き合いしていた彼女がおりまして

何やらその子の様子がおかしいですよと




よくよく聞けば他に好きな男がいるらしく

初心な少年だった僕は、やれそれと彼女の真意を聞き出そうとしておりました。




そして彼女がこう一言。

「吹くはずのない風が……吹いちゃったんだょ……」

(平成中期の女子は無駄に小文字を使っていた)




詩的表現で浮気を伝えてきた彼女。

一生懸命だった僕もさすがに笑えてきました。

無事別れました。




そんなわけで「風が吹く」ことにはほとほと縁のない、いやむしろ悪縁のある僕ですが

なんと現在、右くるぶしが1.5倍ほどに腫れております。



そう、痛風です。(4年ぶり2回目)

昨日朝、あぐらの上に次男(1歳半)を乗せた時の激痛で気がつきました。





結論:風は吹かないほうがいい

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