7話 まっつが恐れるもの
まっつは恐れていた。
ニュータイプであるまさるに、アクロスのマシンを打たせることで、どれだけの負債を負ってしまうのか。
マシンの性能を生かせず、福沢一等兵、野口三等兵達は次々と戦死していく姿が容易に想像できるのだ。
しかも、その戦力をまっつが負担しなければいけない。
『どう断ろうか…』
既にニュータイプとしてオーラ力の溜まっているまさるはいつでもスーパーオーラー斬りを繰り出せる状態だ。
まさるの逆鱗に触れないように断らなければいけない。
もし、そのオーラ力が爆発しようものなら辺り一体の壊滅は免れないであろう。
『何か・・いい案はないのだろうか・・』
まっつの脳裏に一つの妙案が浮かんだ時、指先の震えが止まっていた。
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スーパーオーラー斬り:ダンバインのアレではない
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