第6話 グリーンキャタピラー
待ってましたの収入。
『念話無双』、104PV、☆0個。
『突然異世界転移した俺は……』、40PV、☆0個。
獲得、144リワード、☆0個。
うーん、少ない。
こんな感じだと食費もままならない。
発電機とか欲しいんだけどな。
電化製品の導入は難しいか。
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https://kakuyomu.jp/users/455834/news/16818093089684287498
ふむ、執筆毎日ガチャが、『貧乏冒険者で底辺配信者の生きる希望もないおっさんバズる』か。
気合を入れて書くが良い。
ノーマルガチャは従魔用、炎鎧スキル。
まあ当たりと言えよう。
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オッコトの強化スキルは嬉しい。
あればあるだけ良いからね。
コメントは4つ。
虫が来るらしい。
大発生は勘弁してほしい。
坊主になるほど食われたら種を蒔き直しになるからな。
残りは、67,490リワードと☆57個
朝飯、ミックス野菜を99リワードで買う。
バターロール6個入り、99リワード。
牛乳、199リワード。
マヨネーズはまだ余っている。
ジャムとバターもまだある。
水2リットルを2本、118リワードも買った。
朝飯を食べて畑の見回り。
ざわざわと音がする。
何かいなと思っていたら、庭の外に1メートルはある青虫の大群。
うひっ!
手で潰せる虫なら余裕だけどこれはどうも。
「何だ。グリーンキャタピラーじゃないか」
リリコットがいつの間にか来ててそう言った。
モンスターなんだよな。
「ぷぎぃ! ぶーぶー!」
オッコトがやる気だ。
「頼む、駆除してくれ」
「おう、任せとけ」
リリコットが大剣を抜いて構える。
そして、大剣を振ると、緑色の血の道ができて、グリーンキャタピラーの群れは割れた。
「ぷぎぃ!!」
オッコトが炎の竜巻を吐く。
竜巻はグリーンキャタピラーを燃やして進み、黒焦げた道になった。
「やるな。オッコト勝負だ」
リリコットはそんなことを言ったが、数をどうやって数えるんだ。
さっきの一撃も数なんかわからないぞ。
「ぷぎっ!」
オッコトが炎を纏う。
そしてグリーンキャタピラーの群れに突進していった。
驚いたことにグリーンキャタピラーをオッコトは食いまくっている。
炎を纏っているので、体に攻撃されないようだ。
リリコットは連撃で斬り伏せながら進む。
まるで除雪車が雪をかき分けているみたいだ。
ほどなくして、グリーンキャタピラーは全滅した。
「ふう、水浴びしたいぜ」
「作りかけの風呂場があって、お湯のシャワーを出せる」
「じゃあそうするか」
リリコットが鎧を脱いで、鎧下姿になる風呂場まで案内したらぽんぽん脱ぎ始めた。
こらっ、俺が見ているんだぞ。
もっともコインシャワーを使うのだったら、俺が近くにいないと駄目だが。
均整のとれたリリコットの体は凄かったが、もっとすごかったのは傷痕だ。
戦士なんだな。
コインシャワーを起動して俺は後ろを向いた。
「どうだ? 醜いだろう。これを見ると大抵の男は逃げる」
「別に何も思わないさ。事故に遭ったひとに傷痕が醜いなんて言えない。強いて言えばその人の歴史かな」
「そうか。見たけりゃもっと見てて良いぞ」
振り返るかどうするか。
ここで振り返ったら、俺はスケベ認定される。
でもふり返らないのも傷痕が醜いと言っているような物だ。
答えは。
俺も入るだ。
俺は服を脱いでコインシャワーを起動して、頭を洗い始めた。
そして体を洗う。
「一緒に入るとは思わなかったぜ。もしかして気があるのか? 火傷しても良いなら構わないぜ」
その火傷って腕を折られたりするんじゃ。
ここは紳士だ。
「混浴は文化だ。エロは関係ない」
「めんどくさい奴だな」
「ぷぎい」
オッコトも風呂場に入ってきた。
オッコト用のコインシャワーを起動。
ゴシゴシ洗う。
オッコト、助かったよ。
あのままだと色々と危なかった。
片腕ぐらいなんだと思いかけてたからな。
リリコットのコインシャワーが切れた。
そして、俺のも切れて、オッコトのも切れた。
今日はビール飲んじゃうぞ。
美味いと評判のビール、6本で1649リワード。
つまみは、焼き鳥、1本99リワードだ。
それを30本、2970リワード。
「この串肉は量が少ないが、うめぇな」
「ビールもどうぞ」
「ありがとよ。このビールもうめぇな」
オッコトがビールに興味を示した。
飲みたそうな顔をしてる。
1本ぐらい良いか。
牛にビールとか飲ませてたしな。
「びちゃびちゃ」
オッコトが豪快にビールを飲む。
半分ぐらいこぼれているような気もするが。
「うまかったぜ。ますます嫁に欲しくなる」
「そこは婿にしておこうよ」
リリコットはグリーンキャタピラーから魔石を取り出して、転移の魔道具から帰って行った。
ゴミ箱スキルにグリーンキャタピラーの残骸をぶち込む。
疲れたらミニチュアを作る。
午後はそれで潰れてしまった。
さあ、夕飯だな。
節約で最後の蕎麦を使った。
明日から夕飯は何にしようかな。
ピザが食いたいな。
明日はピザだな。
頑張ってリワード稼がないと。
『念話無双』が芳しくない。
毎日投稿しているのに伸びがない。
新作のストックはもうひとつある。
タイトル『奇跡の倉~濡れ衣を着せられ会社を首になり、恋人に捨てら、友達にも裏切られた。そんな時、倉が異世界と繋がった。異世界交易で見返してざまぁしてやる~』
あらすじ『
俺は利用価値のない家を相続。
一国一城の主になったと喜んだのも束の間。
会社を首になり、恋人に捨てられ、友人に裏切られ、借金も背負った。
相続した家の倉には逸話がある。
この倉を所有している者は大金持ちになるという。
そして、倉になぜか空間の裂け目ができた。
裂け目は異世界に通じていて、俺は異世界を冒険する事に。
出会ったのは4人組の冒険者。
彼らに色々と教わりながら貿易をする事にした。
異世界は魔力が薄いらしい。
その代わり、魔力の利用法が発達している。
地球は魔力が物凄く濃い。
その代わり、魔力を認識してなくて利用していない。
地球の物は全て高純度の魔力を含んでる。
それは異世界にとって喉から手が出るほど欲しい物だった。
地球側は魔力を認知してないので、それを利用している異世界の物は全て魅力的な商品になる。
俺はこれを利用して成り上がりを決意した。
』
タグ『異世界転移 異世界と地球を行き来 主人公最強 貿易/商売 両方の世界で金持ち 剣と魔法と魔道具 ざまぁ』
キャッチ『異世界交易の力で不条理をぶん殴る』
こういう作品なんだけど、『念話無双』が駄目だったら、ボツにしてこっちに切り換えよう。
ボーダーラインを作らないとな。
10話で累計8000PV。
これが目安だな。
損切りはしていかないと。
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今回のスキルと☆:
☆獲得0個。
獲得スキル、なし。
☆残り57個
今回の収支:
収入
144リワード
支出
食事関連、5,134リワード
入浴関連、600リワード
残金
61,756リワード
10,100イール
銀のたわし
2個
次の分岐:
何もない平和な1日。何をする?
①ハンモックを吊るして昼寝
②オッコトとボール遊び
③漫画を読む
コメントでどれが良いか書いて下さい。
12/4日の午後2時締切です。
同数は作者の都合で決めます。
ガチャ:
ガチャは本作『突然異世界転移した俺は、小説投稿サイトの力でスローライフする』の♡10個毎のノーマルガチャ、☆100毎のスペシャルガチャ、PV1000毎のリワードガチャになります。
異世界ファンタジーの週間ランキングの下一桁でガチャを回します。
一日のガチャ権利が2個になったら、二桁目で。
権利が3個と4個の場合、月間ランキングで、それ以上は年間と、累計で。
毎日執筆ガチャ:
⓪ 銀のたわし
① 魔力操作無双
② 貧乏冒険者で底辺配信者の生きる希望もないおっさんバズる
③ 賠償スキルで、『最強無双』と『ざまぁ』します
④ 異世界で俺だけがプログラマー
⑤ レベルを上げて通販で殴る
⑥ 魔道具は歌う
⑦ 念話スキル無双
⑧ 念話スキル無双
⑨ 銀のたわし
ノーマルガチャ:あと♡5個
⓪ 銀のたわし
① 10リワード
② 100リワード
③ 1000リワード
④ 従魔用、炎爪スキル
⑤ 従魔用、炎息吹スキル
⑥ 従魔用、氷壁スキル
⑦ 従魔用、絶対零度吹雪スキル
⑧ トイレットペーパー
⑨ 銀のたわし
スペシャルガチャ:あと☆67個
⓪ 従魔用、超身体強化スキル
① 従魔用、残機スキル
② 従魔用、幸運スキル
③ 従魔用、強奪スキル
④ 従魔用、竜化スキル
⑤ 従魔用、石化息吹スキル
⑥ 従魔用、神威スキル
⑦ 従魔用、再挑戦スキル
⑧ 従魔用、霧化スキル
⑨ 従魔用、十秒無敵スキル
リワードガチャ:あと816PV
⓪ 銀のたわし
① リワード獲得1.1倍
② リワード獲得1.2倍
③ リワード獲得1.5倍
④ リワード獲得2倍
⑤ リワード獲得5倍
⑥ リワード獲得10倍
⑦ リワード獲得100倍
⑧ トイレットペーパー
⑨ 銀のたわし
ランキングのスクショ撮って、近況ノートにあげます。
名前:丸太・喰寝
レベル:15
魔力:914/1125
スキル:
[ ]カクカクⓘ
砂鉄集めⓘ
製鉄ⓘ
調理器具作成ⓘ
ゴミ箱ⓘ
精肉ⓘ
ノコギリⓘ
木材作成ⓘ
家改築ⓘ
裁縫道具作成ⓘ
食器作成ⓘ
名前:オッコト
レベル:15
魔力:567/1350
スキル:
火炎竜巻
炎鎧
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