第4話 ヒロイン
待ってましたの収入。
『念話無双』、78PV、☆6個。
『突然異世界転移した俺は……』、28PV、☆6個。
『貧乏冒険者で底辺配信者の……』、2,291PV、☆0個。
『魔力操作無双』、6,434PV、☆4個。
獲得、8,731リワード、☆16個。
パンパカパーン!
ガチャの結果発表。
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https://kakuyomu.jp/users/455834/news/16818093089565580311
ふむ、執筆毎日ガチャが、『魔道具は歌う』か。
『魔道具は歌う』は久しぶりだから、PVと☆が貯まっているぞい。
スタートボーナスじゃな。
ノーマルガチャは大当たりの火炎竜巻スキルじゃ。
運の良い事よ。
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オッコトがスキル獲得したらしい。
毛並みの色に赤のメッシュが入った。
火属性になったんだな。
コメントは4つ。
ヒロインが来るらしい。
そろそろ人と話したいと思っていたところだ。
残りは、8,746リワードと☆36個
朝飯、ミックス野菜を99リワードで買う。
バターロール6個入り、99リワード。
牛乳、199リワード。
マヨネーズはまだ余っている。
ジャムとバターもまだある。
水2リットル、59リワードも買った。
食器洗剤299リワードとスポンジ100リワードを買った。
色々と汚かったからな。
1540リワードで干物ネットを買った。
干し肉に虫が集るのをこれで防げる。
やることがないので、オッコトと遊ぶ。
受け止めるのがちょっとしんどい。
加減はしてくれているようだが。
「オッコト、火炎竜巻」
オッコトが庭から森に向かって、口から炎の竜巻を吐く。
だが小さい。
30センチぐらいしかない。
これだとホーンラビットぐらいしか丸焼きに出来ない。
レベルが低いからだな。
大当たりスキルの真価はこんなものじゃないはずだ。
遠くでガサガサと音がして、人間が現れた。
ええとショートカットの赤毛の女の子だ。
背中には大剣を背負っている。
筋肉が凄いが男じゃないよな。
アマゾネスみたいだ。
「よう」
女の子は片手を上げた。
言葉が違うが理解できる。
俺も意識すると現地語が話せるようだ。
「こんにちは。良い天気ですね」
「まあな、冬だからな。ここら辺は大体晴れだ。ちょっと聞きたいがよ。その家は何だ?」
「神様に貰ったんだよ」
「へぇ、神様にね。あんたその神の信徒なのか?」
「いいや、信じていないな。無宗教だから」
「そいつはいいや。神官なんぞいけ好かない。庭に入っていいか?」
「もちろん。俺はマルタ。でこのウリ坊がオッコト」
「あたいは、リリコット。そいつは、ファイアーボアか?」
「かもな。実は良く分からない」
リリコットが庭に入って来た。
庭が狭く感じる。
近づくと俺より頭ひとつ背が高い。
唯一の女性らしさはおっぱいだ。
鎧の胸の部分がその大きさを主張している。
リリコットは鎧を脱ぎ始めた。
あれっ、胸がさらに大きくなったぞ。
胴体はくびれていて均整がとれている。
ウエストが細い分、余計におっぱいが大きく感じるのかも知れない。
「鎧していると胸がきつくってよ。メンテナンスもしないといけないし、脱がせてもらった」
「さいですか」
「がはは、目の保養だろ」
視線がばれたようだ。
「申し訳ない」
「良いって、襲い掛かってきたら、真っ二つだがな」
リリコットはポーチから油と思われる液体と布を出して、鎧を磨き始めた。
そして大剣も油で拭いた。
「ここって、街までは遠いのか?」
「遠いぜ。歩いて2週間といった感じかな。まさかここから出たことがないのか?」
「ああ、出たことがない」
「退屈だろう?」
「オッコトがいるからな。それに物を作ったりするのは楽しい」
「どんな物を作るんだい?」
「持って来る」
ミニチュアの調理器具を見せた。
「いくらだい? あるだけ買うよ」
「そんなに需要があるのか?」
「まあな」
リリコットは頬をポリポリと掻いた。
「言い値で売らせてもらうよ」
「1個大銅貨5枚でどうだい?」
「うん、それで良いよ。腹減ってないか?」
「ご馳走してくれるのか?」
「ご馳走というほどじゃないけどな」
さて、フライパン798円。
サラダ油、238円。
焼きそば3食入り、99円。
胡椒70グラム479円。
胡椒は後で干し肉にも使うつもりだ。
ミックス野菜99円。
肉はホーンラビットの奴を使う。
焼きそばを作り始めた。
炒めるだけだから簡単だ。
皿が要るな。
100均の皿二つ、200円。
最後にマヨネーズとかつぶしを掛けた。
これで完成。
「良い匂いじゃないか」
「おうよ。俺の国じゃお祭りとかだとこれが定番のひとつだな」
リリコットは瞬く間に平らげた。
3人前作ったから、1人前が残っている。
お替わりさせてやった。
「あんた、良い奴だ。この料理の美味さなら結婚したいというところだぜ。だが、あたいの仕事は危険と隣り合わせだ。引退するまで結婚はしないと決めている」
「料理を気に入ってくれてありがとよ。結婚したいは最上の誉め言葉だ」
匂いに釣られたのか赤い熊が現れた。
「くっ、ジェノサイドベア」
「プギィィ!」
「大丈夫、結界があるから。オッコトも落ち着け」
「あれがどんなに恐ろしいのか知っているのか?」
「いや」
「討伐には兵士100人が必要なほどだ」
「そんなに危ない奴なのか?」
「あたいでも腕の一本は覚悟しなきゃならない」
リリコットは強いんだな。
兵士100人分か。
ご飯を食べてしばらくして。
リリコットはポーチにミニチュアの調理器具を入れていく。
「そのポーチ凄いな。物が沢山入るんだな」
「収納の魔道具だ。1流冒険者の証さ」
「高いんだろうな」
「大金貨1枚だ」
今日売った、ミニチュアが全部で大銀貨5枚と銀貨1枚。
貨幣は一番下が銅貨で10枚毎に、大銅貨、銀貨、大銀貨、金貨、大金貨となる。
約今日の20倍か。
需要があればいけるんだろうな。
「これを置いて行って良いか?」
リリコットがポーチから出したのは絨毯。
「何?」
「転移の絨毯だ」
「これを使えば街までひとっ飛びか?」
「ああ、魔力食いだから、かなりレベルが高くないと使えないがな」
「分かった。これを使えるように鍛えるよ」
「またな。次に来た時に、また飯を奢ってくれ」
「いつでも来い」
転移の絨毯を使って、リリコットは去って行った。
さて、あれを処分するか。
虫が集った干し肉はオッコトに全部食わせた。
そして、新しく干し肉を作った。
今度は干物ネットがあるので、虫は湧かないはずだ。
塩胡椒で味もアップした。
あとで醤油味も挑戦してみよう。
そんなこんなで晩飯の時間になった。
水2リットル、59リワードを買って、蕎麦を茹でた。
メニューは月見蕎麦だ。
プラスチックのざる100円も買った。
余ってたパックご飯ひとつはおにぎりに。
玉子を腐らせると不味いから、明日の朝はスクランブルエッグだな。
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今回のスキルと☆:
☆獲得16個。
獲得スキル、なし。
☆残り36個
今回の収支:
収入
8731リワード
ミニチュア、5,100イール
支出
食事関連、1,529リワード
調理器具関連、3,037リワード
入浴関連、200リワード
残金
3,964リワード
5,100イール
銀のたわし
2個
次の分岐:
リリコットが人を連れてくる。
どういうキャラ?
①商人、ミニチュア作家として認めてくれる
②領主、開拓村として認めてくれる
③冒険者ギルド職員、魔境の森支部として認めてくれる
コメントでどれが良いか書いて下さい。
12/2日の午後2時締切です。
同数は作者の都合で決めます。
ガチャ:
ガチャは本作『突然異世界転移した俺は、小説投稿サイトの力でスローライフする』の♡10個毎のノーマルガチャ、☆100毎のスペシャルガチャ、PV1000毎のリワードガチャになります。
異世界ファンタジーの週間ランキングの下一桁でガチャを回します。
一日のガチャ権利が2個になったら、二桁目で。
権利が3個と4個の場合、月間ランキングで、それ以上は年間と、累計で。
毎日執筆ガチャ:
⓪ 銀のたわし
① 魔力操作無双
② 貧乏冒険者で底辺配信者の生きる希望もないおっさんバズる
③ 賠償スキルで、『最強無双』と『ざまぁ』します
④ 異世界で俺だけがプログラマー
⑤ レベルを上げて通販で殴る
⑥ 魔道具は歌う
⑦ 念話スキル無双
⑧ 念話スキル無双
⑨ 銀のたわし
ノーマルガチャ:あと♡1個
⓪ 銀のたわし
① 10リワード
② 100リワード
③ 1000リワード
④ 従魔用、炎爪スキル
⑤ 従魔用、炎息吹スキル
⑥ 従魔用、炎鎧スキル
⑦ 従魔用、絶対零度吹雪スキル
⑧ トイレットペーパー
⑨ 銀のたわし
スペシャルガチャ:あと☆67個
⓪ 従魔用、超身体強化スキル
① 従魔用、残機スキル
② 従魔用、幸運スキル
③ 従魔用、強奪スキル
④ 従魔用、竜化スキル
⑤ 従魔用、石化息吹スキル
⑥ 従魔用、神威スキル
⑦ 従魔用、再挑戦スキル
⑧ 従魔用、霧化スキル
⑨ 従魔用、十秒無敵スキル
リワードガチャ:あと908PV
⓪ 銀のたわし
① リワード獲得1.1倍
② リワード獲得1.2倍
③ リワード獲得1.5倍
④ リワード獲得2倍
⑤ リワード獲得5倍
⑥ リワード獲得10倍
⑦ リワード獲得100倍
⑧ トイレットペーパー
⑨ 銀のたわし
ランキングのスクショ撮って、近況ノートにあげます。
名前:丸太・喰寝
レベル:7
魔力:245/245
スキル:
[ ]カクカクⓘ
砂鉄集めⓘ
製鉄ⓘ
調理器具作成ⓘ
ゴミ箱ⓘ
精肉
ノコギリ
木材作成
名前:オッコト
レベル:7
魔力:294/294
スキル:
火炎竜巻
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