フルムーンナイト。〜かぐや姫は満月の夜エロくなる〜
猫野 尻尾
第1話:俺んちに養女がやって来た。
注、この作品は性的要素を含みますのでエッチいことにアレルギーがある方は
読まずにスルーしてください。
エッチいことに免疫ある方だけ、よろしくお願いします。
俺の名前は「
現役の大学生・・・20才。
勉強はそこそこ、運動もそこそこ。
小・中・高の運動会の短距離走もビリじゃないが一等もとったことはない。
オタクを名乗るほどは超ハマってるものはないけど、漫画・アニメ・ゲーム・
フィギュアそういう系はみんな一通り大好き。
SかMかって、どっちかって言うとM。
でホラー映画は嫌いだけど物によっては好き。
ザ・スーサイド・スクワッド のハーレイ・クインが好き。
とくに“極”悪党、集結の時の赤いドレスの彼女がたまらなく大好き。
母親は、俺が物心つく前に他界していて今は親父とふたり暮らし。
その親父は、なんの仕事をしてるのか俺は詳しくは知らないが、なんでも
ジャクソみたいに宇宙に関する仕事をしてるみたいだ。
仕事が忙しいのか家には、ほとんど帰ってこない。
だから俺は一人暮らしみたいなもんだ。
で、何の因果か知らないが、俺んちに妖女・・・違った・・・養女がやって
来ることになった。
あとで思ったが彼女はある意味、妖女かもしれないって思うほど変わった女だった。
俺は親父の隠し子を疑ったが、どうやら違ってるようだ。
養女って言うくらいだから、当然まだ幼い子供だと思っていた。
でも、やってきた女子は俺より三つ年下、17歳の現役女子高生。
彼女の名前は「姫」
以前の苗字は竹取だから・・・「
当然、うちの娘になったから「
「え?カグヤヒメ」
超有名なお伽話の乙女の名前と同じになった。
「今日からうちの娘だ・・・
親父が姫に俺を紹介した。
「姫・・・こっちうちの息子、ツキオ」
「姫で〜す・・・よろしくで〜っす・・・・・ツッキー・・・」
「ツ、ツッキー?」
ってことで俺は彼女から「ツッキー」って呼ばれることになった。
彼女は日本人にしてはすらっと背が高く美人と言うよりは可愛い系って・・・
言うかご多聞に漏れず可愛・・・しかたないんだ可愛いことにしないと・・・
ブスのヒロインとなるとマイナス要素多いから・・・ブス専の人ごめんね。
まあ、姫は実際アイドルみたいに可愛いし。
彼女がどこで生まれて、どういう経緯でうちに来たのか・・・親父がその
ことついて一切言わないから、謎・・・不明。
秘密にしなきゃいけないことがあるのか?
だから、どうしても親父の隠し子って線は拭い去れない。
うちに来る前は他の高校に通っていたらしいが、これからは俺と同じ
大学の付属高校へ通うことになった。
俺は当然見てないが姫が転校してきた時、彼女が教室に現れたさい生徒全員が、
どよめいたらしい。
そのくらい姫は際立っていたことになるわけでクラスいち美貌を誇る
セレブお嬢さんの「
上を行っていた。
俺は今から姫と美幸はライバルになりそうだって嫌な予感がしていた。
プライドの塊の美幸が、黙ってるはずがないからな。
姫はまともに授業も受けず俺が講義を受けてると普通に俺の隣に座ってること
が多い。
で、俺の前にあわられた時には高校の制服だったから分からなかったが学校が
休みの時、姫はロリータファンションをしている。
それもゴスロリ。
ゴスロリって言葉を聞いたことがあるだろう。
ゴスロリはゴシック・アンド・ロリータと言って本来異なるゴシックとロリータ
の要素を結びつけた日本独自のファッションスタイルのことらしい。
だからか姫はいつもフリフリ衣装を身につけている・・・だがぶりっ子とか
じゃなくほとんどが赤か黒の衣装ばかり。
黒い衣装の時はすぐにでも誰かの葬式に参列できそうだ。
俺はそういう趣味はないからロリータファンションには疎いが
親父が彼女のために、姫の好みの洋服を専門店で買ってやってるらしい。
俺はどちらかと言うとゲームとかアニメキャラのコスプレのほうが好きだ。
まあ、どんなファッションであろうと、それは個人の自由だからロリータ
ファンションも、それはそれでいい目の保養にはなる。
可愛い子は、どんな洋服を着ても可愛いことに違いはないと言う証拠だ。
まあ、だからいいんじゃないだろうか?
ただ、ひとつ、ふたつ、みっつ、よっつ、いつつほど理解に苦しむことが
姫にはある。
朝起きて、二階の自分の部屋からリビングに降りて来る時、いつもパンツ
しか履いてない。
おっぱい丸出し・・・。
「目のやり場に困るから、ちゃんと服を着て降りてこいよ」って言っても
次の朝にはまたパンツ一丁で降りて来る・・・。
あと姫はめちゃドSで暴力的で猟奇的でバカヂカラの持ち主、しかも言葉使いが
めちゃ悪いときたもんだ。
でも、実はもっとが最悪で不思議なことが姫にはあったんだ。
つづく。
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