第12話 悲惨な結末
亡くなった父は個人で塗装業を営んでいた。
何軒か倉庫を借りて仕事道具(主にペンキ)を置いてたんやけど、まあ片付けが下手な事もあってしっちゃかめっちゃかになってた。
父が体調悪くなって動けんくなってもて、もう仕事も出来やんから倉庫かたづけよかってなってはじめて倉庫の中がそんな事になってたん知った。エグっ!!
ほんでもしゃあない。やるしかないとコツコツ片付けてたある日。
零れたペンキのせいで床に張り付いてもたペンキの缶剝がそうとめっちゃ力入れて缶引っ張ってたら突然缶はがれて、そのせいで『く』の字の形で思いっきり吹っ飛んでもた。
で、そのまま後ろに二段に積んでたペンキの缶に激突してケツを強かに打ち付けて、更にそのペンキ缶も床にガッチリ張り付いてたせいで私の方が負けて前に弾かれて床にたおれこんでもた。
起き上がったらめっちゃケツ痛い!!!
もう絶対折れた思った。ほんっまに痛かって、歩いても座っても痛かった。
尻たぶの所やから脂肪に守られて骨まではいってなさそう?
でも痛い。
風呂でケツ見たら横一文字ににえててきもかった。しかも触ったらぷっくり膨らんでたし。
数日後には紫と黒混じった色になってた。
これを書いてる時点でまだちょっと痛いし何か膨らんでる。
完治までもうしばらくかかるかなあ。
ほんま悲惨な結末やで。ケツだけに。
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