第14話 汚れ落とし

――――――――真っ暗な部屋の中。ベットに潜り込んだ。


「……」

「おかえり。」

「嫌ならルイのとこ行く。」

「居ていいよ。」


「…耳、本当は痛かったんじゃないか?」

「痛かった。でも一つ一つが大切なものになってる。」

「……」

「…気付いた?」

「見間違いかな。」

「見間違いじゃない。」


優しく衣舞を下にして頭を撫でた…。


「見せろよ。全部。」



そのまま強引に起き上がらせて服を脱がせて、部屋の電気を付けた。


「眩しいから暫く目、閉じとけ。」


僕は白くて綺麗な肌に耳から徐々に口付けて行った…。


「…他の男に開けさせたか?」

「そんな事したがるのあんたしかいなかった。」


またゆっくりと口付けで行く…。


「これも変わらず?」

「ぁっ…」


胸の先を指で弾いた。


「ずっと付けてる…」


2人がまだ高一の時に両方に付けた。


中学生の頃耳から始まって完全に僕の玩具になっていた。


「ここも…」

「…全部そのまま。」


へそにも入れた。


「……綺麗。」

「ずっとこのまま。」


ズボンをずらすと素肌が見えた。


「まさかお前、家出てからなんもなかったのか?」

「何人かはあったよ。」

「綺麗にしないとな…。どれだけ風呂はいっても汚れは落とせない…。」



僕はなんの準備もなく奥深くまで挿し入れた。

でも既に抵抗なく入るようになっていた。





「衣舞、お前は俺のものだったんだ。」

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