爽やかな後日談。
　透花さんの物語にみんなで区切りをつける感じ。そして夏から秋に変わっていく感じがまた良いですね。

　夏は「季節が変わっていく」のところで、ちょっと寂しいようなホッとするような空気も出るのがまた魅力的だと思います。

　この作品の続きが読めるとは。

　前に読んだ時はカクコンの「真冬」の時だったので、季節がちゃんと夏になった時に読むと改めて雰囲気が出ますね。

　青春×夏休み（＆すこしふしぎ）。もう大好物ですよ。

最後まで拝読させて頂きました。

透花の「幽霊だから」という言い訳が、まさか本当だったとは思いませんでした。

龍巳の成長の早さも、物語の重要な伏線だったのですね。

最初は美術を通じた青春の物語かと思いましたが、切ない過去と未練が絡み合い、一気に引き込まれました。

透花の願いが叶い、本当に良かったです。ただ、彼女を押したのは……あの人ですよね？

こんにちは。

このたびは企画にご参加いただき、誠にありがとうございます。

私もかつてデッサンや美術を学んでおりましたが、トーカさんの教え方はとてもお上手ですね。

ところで、あの少年は一体何者なのでしょうか？

引き続き、楽しみに拝読させていただきます。

どうぞよろしくお願いいたします。

　もしや押したのは、お、おばあちゃん……？　まあ、故意ではないのでしょうね、いや、そう思いたい。だって、お孫さんがこんないい子なんだから。
　それとも成仏できない事を知って睨んだことを後悔しただけ？
　読後にいろいろなパターンを考えてしまいました。

　絵画のシーンはとても興味深く一緒に習っている気になって読みました。
　面白かったです。

トーカさん、すごい！　人生二周目ですかってかんじの哲学だ。
美術教師になれそう！

真相を突き止める為にいったい何年を費やして…その労力と真摯さを考えると頭が下がる思いです。その苦労を作品の前面に押し出してこない奥ゆかしさも素晴らしい。実は幽霊でしたオチは正直よく見る結末ですが、ここまで丁寧な仕事なら評価されない方がおかしいと思いました。
素敵な作品をありがとうございました。

　とても素敵な作品でした。
　透花ちゃんと龍巳くんの二人の過ごす時間が穏やかな感じで、「夏休み」の特別さが感じられ、青春小説としてもとても楽しめました。

　その先でのどんでん返しで透花ちゃんが幽霊だと明かされ、龍巳くんの祖父母の正体が見えるという展開も面白かったです。ラストも爽やかで大満足でした。