　西暦（せいれき）２０２３年（ねん）４月（がつ）１３日（にち）（木（もく））冒険島（ぼうけんじま）、釣（つ）り活動（かつどう）４日目（かめ）――

　高原（たかはら）自由（りべら）は、釣（つ）りを極（きわ）めんと、汗馬之労（かんばのろう）も厭（いと）わず、努力（どりょく）していました。

　今（いま）や、彼女（かのじょ）は、高額（こうがく）課金（かきん）アイテム『匠（たくみ）の釣竿（つりざお）』を使用（しよう）しています。しかも、恥（は）ずかしさを、究極我慢（きゅうきょくがまん）‥‥耐（た）えに耐え抜（ぬ）いて、外見衣装（コスチューム）『スケベ水着（みずぎ）』を装着（セット）していました。

　ただし、スケベ水着の見（み）た目（め）は、ハイヒール全裸（ぜんら）の恥部（ちぶ）（乳首（ちくび）や性器（せいき）の類（たぐい））を、単（たん）なる紐（ひも）だけで隠（かく）しています。しかし、一応（いちおう）『外見（がいけん）衣装（いしょう）』なので、乳首とか生殖器（せいしょくき）やらが『はみでる』事（こと）だけは、皆無（かいむ）です。

　しかも、陰毛（いんもう）の見た目が、無毛（パイパン）になるので、はみ毛（げ）もありませんが、恥ずかしさに関（かん）する効果（こうか）は、阿鼻驚嘆（あびきょうたん）の超絶（ちょうぜつ）です。

　しかしながら、自由（りべら）が、スケベ水着を装着（そうちゃく）するのは、釣果（ちょうか）（釣れる魚（さかな）の量（りょう））が飛躍的（ひやくてき）に増（ふ）えるからです。何（なん）でも‥‥装着効果の淫臭（いんしゅう）『エロモン』が、魚を魅惑（みわく）するとかです。

　けれども、エロモンを出（だ）すと、汗（あせ）も分泌（ぶんぴつ）されやすいので、自由（りべら）の全身（ぜんしん）は、卑猥（ひわい）な感（かん）じに、テカテカと光沢（こうたく）しています。

　これは、はっきり言（い）って、高原自由（りべら）こと処女神（しょじょしん）リベラが、装着するべき外見衣装では、無（な）いのです！

　やがて、牛角（うしかど）把取（はとる）が近（ちか）づき‥‥自由（りべら）の『裸出（らしゅつ）した背中（せなか）』の汗を、いきなり、直（じか）に舐（な）め上（あ）げながら、言い放（はな）ちます。

「新鮮（しんせん）な塩味（しおあじ）がする♡」

「じゃかぁしい！」

　恥ずかしさから、自由（りべら）が把取（はとる）を、本気（ほんき）で殴（なぐ）りました。自由は、恥ずかしさ極まって、完全（かんぜん）赤面（せきめん）しています。

　ところが、結城（ゆうき）安里（あざと）までが、味見（あじみ）をします。

「本当（ほんと）だ♡」

「うりゃあ！」

　自由（りべら）が、自分（じぶん）の『裸出した太（ふと）もも』を、舐め上げた安里（あざと）を、即行（そっこう）、蹴（け）り飛（と）ばしました。自由（りべら）は、怒（いか）りと恥じらいで、全身を真赤々（まっかっか）にしています。

　こうして‥‥午後（ごご）６時（じ）（冒険島の太陽（たいよう）は、午前（ごぜん）９時の位置（いち））になりました。

　何だかんだで、自由（りべら）たち『女一人（おんなひとり）と男二人（おとこふたり）』は、釣りを続（つづ）けていました。

　すると、現実（げんじつ）世界（せかい）エヴァリアから、この仮想（かそう）世界『地球（ちきゅう）』に、連絡（れんらく）が来（き）ます。それは、アップデートの『お知（し）らせ』でした。

　その内容（ないよう）は、処女神リベラの処女性（せい）の脆弱（ぜいじゃく）さを、改善（かいぜん）したと言うものです。

　その直後（ちょくご）、自由（りべら）の性的（せいてき）経験（けいけん）の記憶（きおく）が、遠（とお）のきました。まさに、彼女の性的記憶が、人格（じんかく）に紐づいていない知識（ちしき）に変（か）わったのです。

　この瞬間（しゅんかん）、高原自由（りべら）（性交（せいこう）経験あり）が、生（い）きたまま、真正（しんせい）処女に生（う）まれ変（か）わりました。もっとも、自由（りべら）は、処女神なので、今までが不具合（ふぐあい）でした。

　これにより、高原自由（りべら）は、純真（じゅんしん）処女そのものの真正処女となり、別（べつ）キャラのＡＶ女優（じょゆう）『リベラ吉原（よしわら）』は、真正処女と見紛（みまご）う非（ひ）処女になったのです。

　しかも、自由（りべら）の真正処女は、何度（なんど）でも、完全復活（ふっかつ）します。ただし、自由（りべら）が、性交（セックス）したりされたりした場合（ばあい）には‥‥彼女は、地獄（じごく）の如（ごと）き苦（くる）しみを味（あじ）わいます。

　ところが、途端（とたん）に、男ども二人が、自由（りべら）の肉体（にくたい）に群（むら）がります。今度（こんど）は、把取が『胸（むね）の谷間（たにま）』で、安里が『わきの下（した）』を、舐めています。

「「これが、真正処女の味かぁ♡」」

「ぶっ殺（ころ）す！」

　自由（りべら）が、己（おの）が拳（こぶし）に、殺気（さっき）を込（こ）めますが‥‥男ども二人は、瞬速（しゅんそく）で、一時（いちじ）避難（ひなん）しました。自由（りべら）は、涙目（なみだめ）です。けれども、自由（りべら）が、落（お）ち着（つ）いたところで、３人そろって、釣りを再開（さいかい）しました。

　‥‥ですが。

　把取と安里が、声（こえ）を揃（そろ）えて、本気の要求（ようきゅう）をします。

「「真正処女を、孕（はら）ませたい‥‥愛（あい）してる！」」

「わ、わ、わ、わかったから」

　尚（なお）、３人とも、神（かみ）さまなので、実年齢（じつねんれい）が１８才（さい）を‥‥遥（はる）かに超（こ）えています。

　ともあれ、すぐさま、その場（ば）で、自由（りべら）の気持（きも）ちが変わらないうちに‥‥ほぼ強引（ごういん）に、孕ませの青空（あおぞら）輪姦（りんかん）が始（はじ）まりました。

「「チンチン、洗（あら）ってないけど、良（い）いよね？」」

「駄目（だめ）、駄目だから‥‥汚（きたな）いから駄目、駄目なのにぃ！」

　当然（とうぜん）ながら、自由（りべら）は、汗まみれのまま、装備（そうび）を全解除（ぜんかいじょ）されて‥‥潤艶（うるつや）の全開（ぜんかい）全裸です。辺（あた）りには、生（なま）搾（しぼ）りの如（ごと）く『処女の性臭（せいしゅう）』が、新鮮（しんせん）に漂（ただよ）っていました。

　しかも、把取と安里は、真剣（しんけん）そのもので『狩人（かりゅうど）の目』をしています。

　無論（むろん）ですが‥‥幾度（いくど）も、何時間（じかん）も‥‥やがては、島民（とうみん）たちが、この機会（チャンス）を逃（のが）すことなく、入（い）れ替（か）わり立（た）ち替わり、参加（さんか）してきて‥‥都合（つごう）２２時間も‥‥自由（りべら）は、死（し）ぬほど絶叫（ぜっきょう）する羽目（はめ）に、陥（おちい）り続けていました。