第5話
それは、ヨウと別れてから続いていて…。
(このまま続けば、きっとそのうち…)
満杯に積もったモノは、一気に崩れるのだろう。
『ぴろぴろ…ぴろぴろ…』
今度は、違う人からの報告。
(オカノっちだ)
その内容を見てびっくり。
『そうなの!』
風俗店を辞めて、転職しようと思っていると。
(そっかぁ)
彼は、自分で店を持ったりするんだと思っていた。
『今度ご飯でも行こう。その事とか話したいし』
へコんでいる時には嬉しいお誘い。
オカノっちは同い年だし、やっぱり先のコトをいろいろ考えてしまうんだろう。
『うん』
そういえば、リクは仕事が決まり、営業マンとして頑張っている。
(当たり前だけれど、みんな変わっていくんだな)
ワコも…オカノっちも…リクも…。
みんな変わっていく。みんな…。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます