私とあたし2

空(モモと空)

二人ぼっち

第1話

いつか…三人で手を繋いで歩くコト。



ハルと私と子供で…。


私の生きる、ササヤカな目標…。




おじいちゃん、おばあちゃんになっても、ずっと一緒だと思っていた。


正直言うと、いつも『別れて、ヨリ戻して』の繰り返しだったから、またそうなると思っていた。




でも、ハルは本気だった。私は、どこで間違えたんだろう。


あの『ツイテいなかった日』

あの日、私が怒らなければよかったのだろうか。


いつもの様に心の中に閉じ込めて、何も気にしていない『フリ』をすればよかったのだろうか。


もっと冷静に怒りを『我慢』して、メールを送ればよかったのだろうか。




どこで、どうすればよかったのだろう。ハルの気持ちは、いつから離れ始めていたんだろう…。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る