第3話神様的空腹

「お腹減った」

「へいらっしゃい」

 ラーメン屋に差し掛かる。


「いくらだい?」

「500しんだよー」

「お手頃だけど鳥目ちょうもくがない」

「なんだお兄いさん産まれたてか無職のどっちかだね」

「両方です」

「じゃあ斡旋屋に行って鳥目作ってきなよ」

「ご新設にどうも」


 こうして僕はラーメン代を得るべく社会神になった。 

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