第44話

思いだした!


高校の時にも入ったことがある。女5人で長島の遊園地に行った時だ。


ほぼ強制でお化け屋敷に連れていかれて、友達の手をずっと握ってた。これは、自動で動くやつじゃなくて、歩いて出口まで行くやつだ。


もちろん最後まで目をつむっていた。友達の手を握ってたから、耳をふさぐことはできなくて、お化けの声は聞こえてた。



『おいっ。鬼○郎~』


ってね。


ゲ○ゲの鬼○郎のお化け屋敷だったんだ。それでも私は恐かったの!造り物って解ってても、近くに実際お化けがいるのが許せない。


私は、あれから一度もお化け屋敷に入っていない。

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