第15話 《《あの》》現象と同じようなシーンに
追い越し車線から走行車線に戻ってくれる先行車のおかげで追い越し車線の前方はまだフリー。
そして長いトンネル区間に突入。
はるか前方だが大型トラックが遅い大型トラックを追い抜くために追い越し車線に入ってきた。みるみる近づいてくる。
最初のあの現象と同じようなシーンになった。
みるみる近づく前方の遅い大型トラックにひるまず右足で踏み込んだアクセルはそのまま、速度計は140キロを超えて141を表示。
もしもの時に備えてブレーキを強く踏む心の準備をしながら、モナカは左足を軽くブレーキペダルに足を乗せた。
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