第26話:食生活の改善は心がけから

セヴンティーン、30歳、最近他の賢者達から料理を習っています!


一つのものを極めるのもいいけど、色々と作れるシェフっていうのも中々にかっこいいじゃないか!


ということで最近は転生賢者同士で料理を教えあっている。


最終的に骨を埋める土地が見つかった時に「中華がよかったな~」とか「フレンチのほうがオシャレ~」なんて言われちゃたまったもんじゃないからね。


かくいう僕の料理も飾り切りに関しては自信があるので中々教えがいがある!


それぞれ自信のある技術に関しては教えるのに熱が入る。


たまにもう嫌になることもあるけど、お互い励ましあってなんとかやっている。


なんだか昔のことを思い出して懐かしくなるな~。


昔は師匠に弟子入りして必死に食らいついていたっけ。


今じゃ教える側、あ、そんなに年だったわけではないよ?


そりゃこっちの平均寿命で考えれば結構高齢だったといえるかもしれないけれど、おじいちゃんって呼ばれるのはちょっと遠慮したいなぁ。


おっと、話がそれたね。なんやかんやでみんな仲良く修行中。


将来的には皆自分の店を構える予定を立てている。


その時は、フードフェスティバルは自分の弟子たちに任せる予定だ。


うん、弟子がいるんだ。


それぞれに数人ずつ。やる気のある現地民を数人雇っている。


この子達も未来の師匠として、僕らの技術を伝授していくんだろうと思うと浪漫あるよね~。


クリア歴190年、多くの料理人が技術を身に着ける。

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