第43話  おまじないについて

だって。昭和生まれだもん。 やっぱり1999年 7月 人類滅亡

ノストラダムスの大予言。 みたいなの、多少は信じてた。。。部分もある。


私が小学校3年生の時は、いったい何でだか学校中で占いとか、おまじないが大流行。いろんな雑誌で、特集だとか、両想い♡になれるおまじないとかあった。

今の子たちってどうなんだろう?


消しゴムに好きな子の名前書いて、見つからずに使い切れば叶う。とか

誰が発明したんだろう、(逆に呪いみたい。相手がどんどんすり減ってるもん)

(練り消しだったらこねられまくり。)


想像すると、好きな相手どんどん体調不良。よ。


本当、TVで霊現象の再現ドラマとか、超能力者や霊能力者、UFOの番組

結構やってた。そう、有名どころ

冝保愛子さん とか  ユリゲラーさん とかご活躍されている時代。それと

なんか指先から粉出す人もいた。名前が確か4文字で あっ、アリババさん?


違う確認のため、調べたら、サイババさん。

漫画もね、アニメだけど ゲゲゲの鬼太郎。 絵が今と違って恐かったもん。

今は可愛くって、おまけにビームとか使えちゃうみたいだけど 

昔は、靴飛ばしとかチョッキで自身の素材、髪の毛だけで戦ってて、現実味あって恐かった。今は可愛い。妖怪ウオッチとかね。

昔だと、キョンシーだもん!


さて授業中も放課も。おまじないや占いの話で持ち切り。

廊下で上級生がおまじないの言葉を口ずさむと、下級生にはこの人スゴイ!って

憧れの目に映る。

私の友達も、「これで、ずっと仲良しでいられるよ!」と

怪しい形に切り刻んだ折り紙くれた。 いつの間にか失くしてるけどね。


そんな感じで、もはや、ホグワーツ魔法学校化。

私は、周りのみんながノリ憑かれたように、おまじないの本を読んだり

紙に記号みたいなの書いたり、すごく不気味で怖かった。

すい星のマークだとか・・・。

「よく効くよー」だの「すごい!おまじないのおかげ!」だの

(私はこの頃はすでに、魔法使いから足を洗ってたのに引き戻された。)


とりあえず、あまりにも友人が勧めてくるおまじないの本を借りさせられる

事になって、その中では一番実用性ありそうな、おまじないを行った。

【嫌いな教科が好きになる  得意になる 】    らしい。

☆方法

夜寝る前に、枕の下に嫌いな教科の教科書を入れます。

そして、嫌いな教科の名前を、さかさまに、3回唱える。


との事。

私は、この夜、一つも、間違えることなく行いました。

ちなみに嫌いな教科は、算数で

「うすんさ!うすんさ!うすんさ!」と唱え 寝ました。

そう、この夜、このおまじないに、ノリ憑かれました。


夢の中では、わたしは算数ができないため、算数博士という漫画に出てきそうな、ひげを生やした眼鏡をかけた老人の館の、いろんなカラクリのある屋敷で

答えなければ、追い回されるという、これまでにこんなに走り回ったことはない

ってほど、逃げ続け、とにかく必死で逃げた。


起きた時は汗だく。そして、とても疲れていました。


そのせいかどうか、算数は今でも苦手です。そこから、ますます算数から離れたせいかもしれない。

やはり楽して、実力を得るなんて事、無理なのだと思います。


(追加)

それでもね、雑誌の広告とかで、昔っからブレスレットとか、ペンダントで

いきなり大金持ちになれちゃって、

愛用者のコメントで写真で、札束に囲まれて、モテモテになれちゃって

両隣にモデルさんと肩回しちゃってたり。すごいわよ。 ね。。。。


私には、お。まじない  でした。



















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