第37話 見えない敵と戦隊シリーズ について 2
そう、タイムリーに現れてしまったのよ。
類は友を呼ぶっていう言葉もあるけれど。いや、まさか!よ。
14時頃、ドラッグストアに生活用品を購入しに。ポイントも倍DAY
ドラッグストアの前は、
結構な広さの公園なんだけれど、全部が砂場っていうか遊具は2つしかない
(災害避難所)
特に、だから、子どもも来ないし、誰もいない。樹木も3本くらいしかない。
空地。見晴らしだけはとってもいいの。
とりあえず、ドラッグストアでボディソープだの一通りの買い物をして
車に詰めて、ちょっと公園のベンチで、日向ぼっこしてた。
たまにこういう時間が貴重なのよ。だって、人間だもん!
(失敗しても、コレよく言っちゃう。 どうよね。。)
だって、にんげんだもん! (笑)
心地よい風と光が私を和らがす。 そう、穏やか。こんなこと久しぶりの感覚。
そこにね!現れたのよ!
どう見ても、
28~32歳ってところかしらね、青年。(まあまあよ)
おもちゃの剣 私の鑑定するところだと何かの戦隊もののオモチャのやつ
(本物じゃ、銃刀法違反だし)
公園内で、1人で戦っているのよ。劇とかの練習なのかも知れないけれど
時折、倒れてみたり、転がってみたり、風車?(両手を広げて、足も広げて横に回転するやつ)。まあ、とにかく必死でおやりなすっていて、汗までかいてらっしゃる。
ハッとした!!
!あっ!やだ!私と一緒の同じ戦隊?! 仲間?!
剣道みたいな、侍みたいな。感じ。居るか居ないかわからない敵と戦ってる!
顔にふざけてる表情もないし、必死よ。 助けるべきかしら?
助太刀いたすっ!ていうのよね、確か。
でも、なんか大忙しな感じなので入っていけず、、、
私はベンチでリラックスしてたけれど、背筋がピンとなった。
(彼は、剣かー、じゃあ私って何だろ?武器。)
(殺虫スプレーとか、今日お買い得だったわ。カビキラーとかも強力よね。)
などと、考える。
とりあえず、彼も戦いが終わった様子。見届けたので安心して、私も帰宅。
そして一日も終わり睡眠。
で、夢見たのよ! 昼間の青年。やっぱり公園で戦ってる。
私の夢の中回想シーン始まったの。
ちゃんと理由があった。 彼自身も、はじめは普通の人だった。
だけど、ある日、私と同じように、彼も、彼のように戦っている人を見たらしいのね。
それで、今回彼が戦ってたのは、彼が見た人で、
うーん。
伝えるのが難しいんだけれど、要は見えない敵と戦っている人を見てしまうと、
次は、その戦っていた人が透明になって、透明から元に戻りたくて
見てた人に決定を申し込んで、見た場所で戦うっていう。って事らしいの。
見えない人が勝った場合、見えてる人と入れ替わるのか、それとも見えない人だけ見えるように戻るだけか、解らない所だけど、図式にしなくても。
次回は私が戦う番です。 どうしましょう。やっぱり今日ポイント倍DAY
だったから、殺虫剤とか、カビキラー。 買っとくべきだったかしら?
すこし、心配。
続く!!
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