第3話:絵本が泣ける
コミュニティハウスで、こちら側に表紙を向けて並んでいた絵本を読みました。
『もうじきたべられるぼく』という肉牛の話。
高く売るために太らされた「ぼく」は最後に母親の住む牧場へ電車でむかう。
おかあさんは、大きくてやさしかった。
かつてすごした牧場について、お母さん牛を見つけたけれど、悲しませるために来たんじゃない、と帰ろうとする。
ところが母牛は牧場をかけて、息子を追いかける。
「ぼくは牛だからもうじき食べられるそうだ」と言えなかったけれど、僕を食べた人が自分の命を大切にしてくれると良い、と願ってもとの世界に戻っていく。
その利他的精神と、さびしさ。
絵がうつくしくて、わたくしは紫や緑の雲に金色の縁取りがしてあるのがすてきだと思った。
でも哀しかった。泣いてしまった。
他にも曽野綾子さんの名言集や『ファラオの密室』に手を伸ばしたりして。
でも瀬戸内寂聴さんの「白道」などは、気分に合わなかった。
ヒカルの碁の一巻とスケットダンスの一巻を読んできました。
序盤で読者を惹きつけるのがすごいと思いました。
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