続古事記

#8 ヒステリシス財団

ヒステリシス財団。波瑠（円）のための財団であり、クルーザーに偽装した空母、天鳥船（アマノトリフネ）を有し、何処の国や組織にも属さない。波瑠が危機に瀕した時、秘密裏に彼を救助するための財団である。

船長「あの方の状況を報告せよ」

船員「あの方は無事天岩戸病院に入院しましたが、依然生命の危機の状況に変わりありません」

「よし担当看護師にアンコ様をつけろ」

「イエッサー」

「あの方の財政状況はどうだ？」

「うわぁ、大変です。火の車とはこのことです」

「仕方あるまい。給付金*万に年金*割アップだ」

「日本国の財政が危機に瀕します」

「以前、合衆国でもやっただろ。各国の政府と我々は不干渉だ。攻撃されることはあるまい」

「しかし。。。」

「やれ」

「イエッサー」

「あの方の緊急事態だ。天鳥船を飛行モードに切り替える。空中から警護するぞ」

「イエッサー」

「飛行モード、レバーオン。出力最大。離水まで10、9、8、、、」

「離水確認。成層圏までおよそ1分。空安定OK！」

「ではあの方を空中より直接警護する。船員のシフトを組め。」

「イエッサー」