#3 帰り道

。。。会合終了後。。。

「命送るよ」


「いいよー。私たち別れたんだし。。。」


「お母さんにも挨拶したいし」


「余計だめだし」


「命は将来何になりたいの?」


「普通に事務員かな。。。」


「そうかー。それもありかもね。でも。。。」


「でも何?あたしに何もできなかった腑抜けが」


「あはは。あの時助けてやれなかったな。ゴメン」


「まあ、あたしは家族がいるからいいけど、波瑠はたった一人なんだから心配かけさせないでよ」


「わかったよ、頑張る」


「あんたの頑張るはとっても怖いのよ」


「分かってる」

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