銀河鉄道で旅してみたい誰か

織川ゼペット

第1話 青い春が終わって始まった季節

ありふれた青い春 ステレオタイプに憧れて始まった

些細な温度 それに唆された

そんな恋でした 夢でした 応答願います、心の司令塔さま

宝物とか呼べるみたいです 終わったんだけど

残骸を組み合わせて組み立てて そしてできたパズルの絵画

劇的じゃなくてありふれているけど

そっと、大切に感じます 泣きはしないけどね ただただ余韻だけ

素敵で


僕らは量産型 オンリーワンだけどありふれてんぜ

唯一無二だけど 代えがきくぜ

そんなちっぽけだぜ

でも 幸せになりたいぜ だから、きっと歩めるんでしょうね

違うからなりたい 今違うから願い描いてく

欲しいよ ありふれてようがさ


これは晴れた真夏の空の 澄んだ青い色みたいな

そんな素敵でも 見上げればすぐ目につく

そんなありふれた でも大切で特別な思い出 そんな光景の絵画

その余韻

終わったから感じてる気持ちだから

終わりがくれる

温もり

誰かが欲しがった虹は 次の誰かも欲しがるでしょう

素敵なものは案外少ないから

みんな欲しがるものは だから大抵一緒

だから ありふれて描かれるんでしょう?

そんなありふれた恋で夢でした

終わったから また新しく初めて進みます

バイバイ、サンキュー。

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