第4話
「なぎ、起きて!もうすぐ学校行く時間だよっ!」
「えっ?!うそ?!」
急いで飛び起きて目覚ましを見るとなんと7時半!!いつもなら家を出ている時間。
これは完璧なる遅刻ですね。
「涼ちゃんおはようございます。今日も起こしてくれてありがとう」
「そんな呑気に言ってる暇があったら飯を食え!送ってってあげるから早く支度しろ!」
そういい彼はテーブルに用意してあった朝食をお弁当箱に詰めていく。
これは車で食べろってことかな?
手際がいいな、なんて思って見てると早く準備しろとまた涼ちゃんから喝が飛んだ。
へいへい、わかってますよーだっ!
急いで制服に着替えて軽くメイクをして涼ちゃんの元へと行くと、もうすでに車のキーを持って準備満帆な彼。
また遅いと一喝され一緒に彼の車へと乗り込んだ。
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