童貞を守らないと世界が滅ぶって、ま?!

モグー

第1話神はこう告げた「俺は一生童貞だ」と

ある国に元気な赤子の声が響く

体の弱い兄とは違い、元気にな声にすくすく育つでしょうと

取り上げた産婆、育ての乳母、父として兄が

第二王子の誕生を目の当たりにした


そんな中雷で部屋が白く包まれた瞬間

「この子の子孫を残してはなりません。さすれば国は滅ぶでしょう」

と、その場にいた全員に聞こえる声が響いた


「誰だ!!」

と王が声を上げるが

蝋燭に照らされたほの暗い室内には見慣れた顔しかない


「王…これは、神のお告げかもしれませぬ…!」


「神が言うには、妻をめとり子を残してはならぬ、と言うことなのか…」


「なぜ…この子は元気な世継ぎを…!」


と動揺する声と、既に産まれた兄が病弱であるが故の絶望感

この国の終わりを告げるように聞こえた

神のお告げとしては祝福されてないようなお告げ…


何にせよ、第二王子は今後表向きには子供を成せない身体であると

病弱な兄と打って変わって元気にはしゃぎ回る姿を見せているが

その後弟も妹も産まれ、仲良く王政パーティーなどに出席し

子供ながらにも礼儀正しく育っていく…


しかし第二王子の本人が知らぬうちに「男として夜を満足させられない」というレッテルが実の親によって根回しされてるのであった


そんなことも知らずグリーシア王国第二王子、アッシュ・グリーシアは

第一王子と弟妹を含め6人の兄弟と、召使い達に囲まれ

無事に成人の年齢15歳の誕生日を迎え

王国は盛大なお祝いムードに包まれた


その夜、アッシュは自分が子供を愚か、女を抱くこともできないということを

神から夢で告げられることを知ることとなる

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る