少しだけの不安と、大きな期待と、夢
ピース又吉の渦チャンネルを見ていて、その中の百の三という企画のある回で又吉さんが「先輩にね、「40かあ、まだ若いやん。なんでもできるやん」って言われたんですよ」と発言していた。
それを聞いた時に「40でも若いんだ、世間的には。でも確かに、そこから50、60と年取ってく事考えたら若いし、現代の40代って働き盛りだしなあ」みたいに人ごとのように思った。
あ、いや……これは今自分が働いていないから実感が薄いだけで、来年4月からはA型作業所でアルバイト程度とはいえ労役に就ける許可を主治医からいただいているので、そうも言っていられなくなるのですが(というと嫌がっているように思われてしまうが、実際は働いていないことにすごく焦っていて、思えばこの慢性的な焦りが創作にも影を落としている気がする。なので不安もあるが、作業所とはいえ働けるのは精神衛生上非常にありがたい)、俺も就労移行支援を受けて本格的に就職して、そういう、なんというか、やっと一人前の暮らしができるのは嬉しいなあと思った次第です。
本当に日がな一日家にいて時々散歩してみたいな生活がずっと続くと、療養と割り切っていても気が狂いそうになります。通り過ぎる車、学生、コンビニの店員——みんな社会活動に貢献しているのに、俺は何しているんだろうって。
そしておそらくは、そういう自覚を強く持つことが、社会復帰の合図かな、とも思って、少し前に家族と主治医に相談したわけですね。
リアル生活が、少しでも充実すれば、それで回り回って創作が彩られれば最高だなあと思っている。もちろん物理的な時間は減るんだろうけど、そこは賃金とのトレードと割り切れば別に気にならないので(以前働いていた時も残業や夜勤はあったが、給料が増えると思えばわりと平気で耐えられた)、そこはいいかな、と。
私の野望は給料を貯めて、妖怪とかの伝承地を実際の足で、一人で行ってみることですかね。
なんとなーく、何者にも縛られない一人旅をしたいんです。
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