新海誠最新作
ヘリコプターになってくるくる回る前世は猫であった。
伸縮自在のヘリコプターであったハエのように小さくなったかと思ったら惑星のように大きくなってくるくる回る前世は猫であった。
ところでそのヘリコプターは、猫専用のヘリコプターであり、離島から離島への交通手段として夜行性の猫たちが夜の間搭乗しくるくるまわる前世は猫であった。
それはさておき猫ではない人々もこの世の中には存在するしかし何だか最近すごくよくわからないけれど特別な理由があるのかないのか人間は概ね猫よりも長生きはしなくなっていた。
ところでその猫よりも短命にじょじょに変化してきた人類であるがその身長や体重などのパラメータのばらつき具合は、日に日に散乱しているのだった。
小さな人もいれば小さな人の口の中に収まってしまうくらいの人もいたし小さな人より大きな人もいたし国土からはみ出す大きさの人もいたグローーーバル人材と呼ばれていた太平洋より大きいので市民プールを含め地球上においてはありとある場所で泳ぐことを禁じられている人もいた具体的に例えばの話。
猫はどことなく死体の匂いがした。
つづく
あまりうつくしい文章はかきたくない
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