断章
闇のなかでそれは
頭上を覆う土がどれほど重くとも、光の
それは、真っ暗に閉ざされた世界で、ゆっくりと頭を
これは何者かの視点である。
この視点の主が何者か――明に語られることはない。従ってこれは因と果の間に生じた断章であろう。
視点は闇より生じて、半導体が
明らかに、害意を含んでいた。
――やっと見つけた。
あいつだ。あいつに間違いない。
凍りついた時間、千年にも感じる長い虚無の間、一日たりとも〝そのこと〟を忘れたことはない。
あいつは忘れているようだ。この名を聞いても眉ひとつ動かさなかった。
思い出させてやる。決して、二度と、忘れぬように。
お前を。お前を破滅させてやる。
だから……後を、頼む。
闇に蠢く人影、事実それが人であったかは定かでない。人に見えたその影は、震える指でメッセージを送信する。
降り
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます