楽園(エデン)が食まれた理由(ワケ)

靑煕

十億年の光

Adam(人間) Eve(命) Eden(歓喜)

「人間の命は歓喜する」


アダムは人間そのものでありイヴは際限ある命を持ち歓喜に涌く。楽園という惑星、地球。


ユダヤ暦を遡れば、年の始めは秋分(太陽暦9月23日)の頃。

其処から6ヶ月先の春分(太陽暦3月21日)頃の後一月、現在の4月が閏月に当たる。

秋彼岸の後に新年を迎え、更に悪霊のなんを避ける過越祭(ハロウィン10月31日)を境に、11月1日から3日に掛け万聖節を迎える。

クリスマスはキリストの誕生祭とされる祝賀であるが、北欧では古来より冬至である極夜の祭とされる。夏至である白夜の祭と対照だ。

新年の訪れを秋に祝い(海外の入学式が秋に行われるのはこの為)、夏に年の瀬を迎える。

暮新月くれしづき暮古月くれこづき

一ヶ月は新月から始まる、月満ちる28日間。



一年の内一番盛りの時期である筈の夏は、野苺を摘み入れ、来る厳しい雪の季節冬支度をする期間であった。燦然と耀く太陽の季節は、長い昼を利用し不足なく備える時期。人々は夜の季節に重きを置いていたのであろう。

星月夜は冬に煌めきを増す。

全てが精霊祭のためである。


言語の観点から言えば古代エジプトはコプト語を9000年以上前より使用しており、文明そのものが古い。北欧で使われていたルーン文字や古代イタリア付近のエトルリア語ならば、更に1000年余計に古い一億年前に相当する。


文字と言語と文明。

是等は全て繋がり繁栄と衰退を繰り返す。

掘り返せば途轍もない事実が隠れている。

古代日本史も同様と見なし、繰り返される政権交代と国譲りの歴史に、三千年もの擦れが生じそれらが神話となって物語の中に神を紡いだ。

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