God
第6話
私達を引き離したのは、神様ですか?
神様は意地悪だなんて責めることはしたくない。
誰かのせいにするなんて本当は苦しいから。
でもあなたがいなくなった日の不運を誰かのせいにしたくなるくらい私には重過ぎていまだに受け止めきれないよ。
あの日雪が降らなければ…
私がもっと早くあなたに会いに行っていれば…
私があなたの苦しみに気が付いていれば…
私がこの家に生まれなければ…
そう、もしかしたら私が死神なのかもしれないね。
でもどうしても…生まれてこなければとか、あなたに出逢っていなければとか、そんなことは絶対に思えない。
だって嬉しかったから。
あなたと出逢って、恋をしたこと。
私はとってもとっても嬉しかったんだよ。
だからね神様、私達を引き合わせてくれてありがとう。
そしてまーくん、私を見つけてくれてありがとね。
*Love Letter* 涙衣 @yuuhinonakanimitsuketamonowa
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。*Love Letter*の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます