アルカナ(仮)

異能(レース・アルカナ)がある世界。アルカナは全て人間の持つ能力の延長線上であり、重力操作などはできない。全員10歳の時にアルカナを持つ者が触れると色が変わるとされる液体(昔の能力者のやつ)でアルカナの有無を確認する。アルカナを有する子供は全員政府が管理し、職業や学校も指定される。だがそのせいで人身売買が多発。また、アルカナは能力者が死ぬと一番血の近い人に受け継がれ、能力者の子供には80%の確率で同じ能力ではないが何かしらの能力が表れる。日本人にしかアルカナが現れないのは神子(みこ)というアルカナを持った人が昔日本にいて、その子孫の一部がアルカナを持っている。戦火で家系図が消失し、神子に近い家系と分かっているのは神凪家と天城家の2家系のみ。

めっちゃ人が死にます。


組織アルビノ(主人公チーム)

創設者は東理人。いずれくる世界災厄に備えるために創設。初期メンバーは東、雲母、文琴。その他メンバーは未来予知で将来化ける人を攫ってきたり、時雨の能力で判別して誘ったりした。非政府組織。


組織アルカナ

アルカナを有する子供や10歳以下の子供の人身売買を主な活動内容とする組織。


公安、LAO部隊

アルカナを持つ者のみで構成される公安の部隊。離脱を除き政府に存在が知られている能力者は基本的に全てこの部隊にいる。


主人公チーム

・天城美人(あまぎみと)

零と明美の息子。2歳の時、美人は隠されて無事だった(東がわざと見逃した)が、零が主張中に明美と護衛の絆が東に殺される。13歳まで東に育てられた後、月華に預けられる。それと同時に組織のことを明かされそのまま一員となる。零や明美の記憶はないが、理人や月華から話は聞いていた。

特異点(シンギュラリティ):母の無効化能力を受け継いでおり、使用時だけ目に星が宿る。

言霊の能力。(例外で父の能力も受け継がれた)


・紫桜(しおう)

かつて月華が捕まっていたアルカナで子供たちを攫ってくる係として飼い殺しにされていたところ、15歳の時美人に助けられ、相棒になる。美人の覚醒のため東が紫桜を誘拐し半殺しに。それにより美人が覚醒する。

能力:脚力


・神凪快凪(かんなぎかいな)

東の弟。15歳まで公安に属していたが、とある事件をきっかけに辞め、兄に誘われるがままアルビノの首領になる。

東が死んだ後は未来予知能力も受け継ぐ。

能力:必中


・星純恋(ほしすみれ)兄

歌恋(かれん)妹と双子の12歳。純恋は女子が苦手で歌恋は男子が苦手なので兄弟セットでいつも仕事をしている。兄は妹のため男を殺し、妹は兄のために女を殺す。妹が月華に殺され月華を殺そうとしたら、裏切ったと勘違いした美人に殺される。

美人が加入する2年前に入ってきた。

元々公安にいたが、不可能任務をやらされそうになっていたところを快凪に助けられた。

純恋の能力:嗅覚

歌恋の能力:聴覚


・榊雲母(さかききらら)

情報に精通している人。

零に殺される。

能力:動物と話すことができる。


・末包文琴(すえかねみこと)

めっちゃ純粋ないい子。快凪の相棒だったが、15年前(14歳の時)女に襲われ、子供ができる。ストレスにより8年前に自殺。その女は快凪によって殺され、子供(氷雨)はアルビノに入る。

文琴と氷雨(ひさめ)の能力:回避

氷雨の能力:敵感知


公安チーム

・八神茜(やがみせん)

久遠という親友がいたが、当時アルビノの首領であった快凪に殺された。だから快凪が大嫌い。能力:俊足

(実は勘違いで、久遠はアルビノに潜入中にスパイだとバレて自殺しようとするが、首領である快凪に止められる。快凪は命まで取るつもりも公安の情報を吐かせるつもりもなかった。だが久遠は公安の情報を吐かされると誤解して誰かの近づいてくる足音でスマホごと自殺した。その近づいてきた人というのが久遠を心配して様子を見にきた茜)これほぼヒロの過去なんよね…。

久遠の能力:透視、視力


・北條青空(ほうじょうせいあ)

茜の相棒。シスコンで姉のことを誰よりも信じているから言霊能力が通じない。最終回で姉を庇って、零に操られた茜と相討ちになって死ぬ。

能力:心を読む


・北條有栖(ありす)

青空の姉。

最終回で青空が死んだ直後に自殺。

能力:心を空にする


敵チーム

・月華(げっか)

6歳の時、公安として働いていた零に助けられ、敬愛の念を抱くようになる。2年間零と東と暮らし、その後東が公安を辞め、アルビノを設立した。一員にと誘われたが零の側にいると断った。11歳の時零が行方不明になり、組織に入る。そのまた11年後美人を託される。美人を育てたら零が姿を現すのではないかと思い育てるがなかなか現れず。いっそ国を滅ぼそうとすれば愛国者である零が止めに来てくれるのではないかと考え、一章のラスボスとなる。例え零が来てくれなくても美人が零に近づきさえすれば良いと思っていた。その結果半覚醒した美人に殺される。

能力:並列思考


・澄春(すばる)

絆の息子で、母を殺した東を憎み、東の敵対組織であるアルカナの首領になった。

だがアルカナはほとんど東と零によって解体され、残っていたのは澄春のみ。

澄春の能力:気配を消す

絆と澄春の能力:アルカナ以外の模倣


・東理人(あずまりひと)

世界第2位。未来予知能力。

世界滅亡を防ぐために美人を覚醒させる必要があった。美人が生まれてから平和ボケしている零を目覚めされるために明美を殺した。でもその時零が壊れる未来が見えたから組織のことを話すタイミングで美人を月華に預けた。


・鏡水時雨(かがみしぐれ)

東の相棒。

人を色で判別する能力。


・天城零(れい)

世界第一位

言霊の能力者。言霊を無効化するには自分自身よりも信頼している人が否定しないと無理。


故人

・天城明美

美人の母。

特異点(シンギュラリティ):無効化能力。

目に星が宿っている。

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