妖怪たちの里帰り
昔は妖怪の世界(隠世)と人間の世界(現世)が繋がっていたがある時を境に切れてしまい、人間の世界にいた妖怪が取り残されてしまった。隠世と現世を繋げることはもう出来ないが、土地神様の妖力と複数人の人間の強い霊力を同じ量ぶつければ(同じタイミングで手を叩く)と簡易的な門が現れ隠世(かくりよ)への道ができる。道を使い妖怪が家に帰っている間ずっと霊力を流す必要があるためよく霊力が切れて気を失う。土地神様に依頼されて雅楽と久世と水鬼は一緒に妖怪を隠世に帰すのを手伝っている。一度隠世に帰ってしまうともう戻れないのでいつも取り残された妖怪を見つけても帰すまでに時間がかかってしまう(最後のお願い的なのを聞かされる)
霊力が高い人ほど妖怪がはっきり見えて、妖怪も妖力の消費が洒落にならないが人間に姿を見せることができる。
すごく夏目友人帳に影響された気がしますw
主人公 時音雅楽(ときねうた)
4歳の時妖怪が見えること、霊力という力を使えることを両親に打ち明けたが信じてもらうために証拠を持って行ったことが仇となり神の使徒だと崇められるようになった。また、とても小さな村に住んでいたため村のみんなからも崇められた。両親は雅楽を利用して貢物を手に入れ始め、雅楽は村で明日の天気や事件解決、お祈りをしていた。鏡也(兄)は唯一雅楽の味方だったが疎まれた両親に中高一貫の寄宿学校入れさせられる。高校を卒業すると鏡也は雅楽を村から連れ出し、都会に住むお金がなかったので田舎で二人暮らしをしている。
少し弱々しい感じの可愛い子。怒ると怖い。
めっちゃ優しい。
水鬼
土地を離れることのできない主人(土地神様)に代わって雅楽たちの護衛、妖怪帰しをやっている。
主人は水鬼の口を使って話すことができるので少し二重人格っぽい場面がある。
鏡也に話して雅楽の家に住んでいる。
久世柚斗(くせゆずと)
クラスの中心人物。
誰にも好かれるタイプの人間で(演技)、本当の自分を曝け出せるところがない。
星来要(せいらいかなめ)
妖怪は悪という考えの祓い屋。妖怪は出会い次第全て祓う。とても霊力が高く、すれ違いざまに札を貼って水鬼を殺そうとした最悪の出会いから始まる。人間は守ってやりたい。
星来はこの世から妖怪を無くしたい、対して雅楽たちは全ての妖怪を隠世に帰そうとしているので利害が一致。取り敢えずは水鬼を見逃してくれ、ピンチの時には協力してくれるようになった。
時音鏡也(ときねきょうや)
雅楽の兄。7年も離れ離れになっていたため結構なブラコンになってしまった。
元ヤンでオカンみたいな人。
水鬼に当たりが少し強い。とくに雅楽が怪我をして帰ってくると雅楽にも怒るし水鬼にも怒る。
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