止まってはいけないもの
「ひっく」
慌てて押さえたけれど、しっかり聞かれてた。
「しゃっくり?」
頷くと彼は私の顔を覗き込んできた。ゆっくりと近付いてきて、唇に熱が触れ。
「……止まった?」
びっくりしすぎて心臓まで止まりそうだった。
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