拾われた僕たち私達は英雄になるらしい〜より親貴族の教育は英雄育成用〜
神埼ミクル
Episode:0
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ある2つの村の話だ
その2つの村では同じ日に双子が生まれた。
片方は姉妹の双子
片方は兄弟の双子
これから、皆に祝福され幸せな運命を歩む、、、、、はずだった。
「ごめんね、、、ふたりともっ、、、こんな不甲斐ない親でっ…」
「すまないっ…貴族のもとでしっかり育ってくれ…」
赤ん坊の姉妹は行商人に紹介された公爵家に売りに出された。
「双子…?双子だとぉぉぉ!?ふざけるなっ!!こんな奴ら捨ててしまえっ」
「そんなっ、あなた!おやめください!!お願いします!!」
「ならんっ!森の街道に捨てるっ!運が良ければ拾われるだろっ」
「そ、そんなっ」
赤ん坊の兄弟は街道の端にかごに入れられて捨てられた。
そしてそこを通りかかった公爵の馬車に拾われた。
「可哀想に、、、こんな幼く可愛いのに捨てられてしまうなんて…」
馬車の中で優しい顔をした若い男が四人を眺めながらそういった。
「それにしても、、、この子達の親は大失敗を犯したね」
その若い男の瞳が怪しく輝く
「こんなに魔法の才能に溢れた子たちを自ら手放すなんて」
その男の瞳には燃え盛る赫い炎と何もかもが凍てつく冷気と目が潰れそうなほどの光とその光を包み込む漆黒の闇が映っていた。
「みんな将来有望だね、、、安心していいよ四人とも」
馬車が止まり大きな屋敷の門がゆっくりと開いた
「このサンダスト公爵家が守るから」
そうして四人は国内最大の公爵の家へと招かれた。
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新作です!
受験期ではありますがもう一つの方と並行して気分転換がてら投稿していきます!
ゆっくりお待ちいただけるとこちらとしてもありがたいです!
よろしくお願いします!
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