第2話

165cmはある身長

長くて綺麗な細い脚と細い身体に目立つふくよかな胸


丸顔にパッチリした二重

細い筋の通った少し低めの鼻に

ぷっくりと厚い唇は

まるでフランス人形みたいだ



男なら必ず振り返って見るくらいの容姿



そんな容姿を持っていても

幼い頃からイジメられて来たせいか

自己肯定感が並外れて低い



鈍感なのか卑屈なのか



「……瀬戸」

再び不機嫌そうに俺の名字を呼ぶ叶芽に


「何?まだ足りない?」


昨日が土曜日だった事もあって

昨夜は遠慮なしにさせてもらった


声を必死に我慢して感じてる叶芽を見てるのが堪らなく愛しい




最近は制御が効かなくなってきて

ついつい叶芽が意識無くすまで止まらなくなる



「……な、は?バッカじゃないの?!」



      その顔も 好き




言いたい事は分かってる


だからキスで阻止

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