毒林檎の蜜の味 I

壱日

第1話

     



      『見つけちまった』






  そう、気に入られた相手が最悪だった






『あーー、すげぇーー好きな顔』






    別名 "金獅子" の名を持つ男






「生憎、私彼氏いるので」

(現在音信不通ですが)




   こちらがまた、結構ヤバい彼でして




『あーーうるせーなぁ、

いんだよお前の気持ちなんかどうでも』




     猿山の猿じゃねーか!?





『あー……ー、やべぇ……

マジで可愛いなお前』





 こっちは全然その気ないから!!!





      「早く諦めて」








    どんなに身体を奪われても




     私の心には、1人だけ






           

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