資料

(資料1)人力飛行機の歴史に関すること

 展示物、その他について記しておく。

 現在、国内では常設展示される機体は5機と考えられる。

 ・日大式ストークB

   (ザ・ヒロサワ・シティ)

    非公認ながら当時世界最長飛行記録とされる2km(下総基地)を保有

 ・アクティブギャルズ・Hyper CHick "KOTONO Limited"

   (かかみがはら博物館)

    国内女性初公認記録を達成した機体

 ・お茶の水人力飛行機研究会:ゼルフィスβ

   (石川県立航空プラザ)

    現在(2024年)国内女性距離記録を保有

 ・東北大学Windnauts復元機

   (スリーエム仙台市科学館)

    展示用に鳥コン参加機から復元されたもの

 ・日大航研式SAKUZO-IV

   (所沢航空発祥記念館)

    日本大学航空研究会(主にOBを中心として)の製作した機体


 その他、保管されているとされるものは次の2機が挙げられる。

 ・アクティブギャルズ・CHiCK2000

   (三沢博物館)

    女性による8の字旋回飛行を目指したが未達。応力外皮構造の貴重な例

 ・エアロセプシー・極楽とんぼ

   (ヤマハ発動機)

    98式のレプリカ?長年本社に飾られていたもの

 また河口湖自動車博物館・飛行館に、旧極楽とんぼ、A DAY FLY(人力ヘリコプタ)が収蔵されているとされる。


 諸外国も含めFAI記録等に挑戦するなどマイルストーンとなる機体は幾つか挙げられ、博物館等に保管されており見学可能なものについてはそれほど数がない。

 世界記録におけるマイルストーンの機体については、主なものは以下の通り。

 ・距離・滞空時間記録:

   MIT DAEDALUS (スミソニアン博物館(Daedalus 88)、ワシントン・ダレス(Dulles)国際空港(Daedalus 87))

 ・クレーマー・スピード章:

   マスキュリア1/2号 (ドイツ博物館)、

   モナークB号 (スミソニアン博物館)

 ・クレーマー・チャネル(海峡)章:

   ゴッサマー・アルバトロス号(スミソニアン博物館)

 ・クレーマー・8の字章:

   ゴッサマー・コンドル号(スミソニアン博物館)


 クレーマー・マラソン章、クレーマー・スポーツ章、クレーマー・シープレーン章を獲得した人力飛行機はない。


 その他人力ヘリコプタについては以下の通り

 ・世界初飛行達成機:

    日大YURI-1:かかみがはら博物館に収蔵

 ・シコルスキー賞:

    メアリーランド大GAMERA II (高度約2.5mを飛行、2012年)、

    AeroVelo ATRUS(2013年シコルスキー章達成)


 人力羽ばたき機の例

 ・カナダ・トロント大スノーバード (Canada Aviation and Space Museum収蔵)


(2024年11月現在。執筆中、随時更新)

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